地方の美味しいもの その1 [フランスの郷土料理]
テニスのATPツアーファイナルズの集合写真はちょっと驚きです。(→こちら)
錦織選手、やっぱり身長が他の選手とこれだけ違うのかとひしひしと感じます。錦織選手と比べると皆大木のよう。
それはさて置き、本日の話題は、フランスのグルメ。
ノルマンディ地方には、あまりに美味しいのであっという間に食べてしまうというトゥルグール(teurgoule)という料理があるそうです。

下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2016年11月14日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
ここはウルガットの市場。カマンベールチーズや新鮮な海の幸が並んでいます。
中でも人気なのがこれ、茶色いクリーム状もの。
初めて目にする人にとっては得体の知れない食べ物。しかし、皆さん、喜んでスプーンですくって試食しています。
「とっても美味しいわあ〜」と女性。
これがトゥルグールというノルマンディ地方伝統のデザート。
「かまどの香りがする、ノルマンディ地方伝統のデザートなんです」と男性。
「すごくクリーミーなんです。寒い朝に食べるとあったかくて美味しいんですよ」と女性。
どうやらあの茶色のクリームは熱いらしい。
作ったのはトゥルグールのチャンピオン、ジャクリーヌさんです。
こちらの男性はお土産に2パックご購入になりました。
「みんなこれが好きだからねえ。友達や家族にご馳走するんだよ」と男性。
それにしてもこのデザート、いったい何でできているんでしょう。
ジャクリーヌさんにつくり方を教えてもらうことにしました。
材料は、牛乳2リットル、お米130グラム、砂糖170グラム、そしてシナモン。
まずはボールにお米、砂糖、シナモンを入れ混ぜ合わせます。
ここに温めた牛乳を注ぎ入れたら、そのままオーブンに入れ、何と7時間かけて焼きます。
7時間経つとこんな風になります。表面が焦げて茶色の膜が出来ています。
この膜を剥がすと、あのトロッとしたクリームが姿を現します。
このデザート、分かりやすく言うとシナモン風味のお米のミルク煮です。
7時間経つうちにお米が煮えて牛乳と一体化すると、あんなクリームになるらしい。
確かに焼きたては熱そうです。
7時間かけて焼くというがネックですが、材料は普通に手に入りますし、料理自体は難しくありませんから自分で作れますね。作ってみようかしら?
お米は粘りのある日本のお米が適してる感じがします。
******** フランス人のつぶやき *******
「今日、私の彼を自宅のディナーに招待した。デザートを持ってきてと頼んだら、なんとツナ缶を持ってきた」
VDM (Vie de merde)より
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