クリスマス・セーター・デー [イギリス]
海外では、16日で仕事を納め、すでに休暇に入ってしまった会社もあります。
なんとも羨ましい〜。日本はまだまだ仕事が続きます。
しかし、仕事はたまったままなのに、もう息切れ状態。どうもやる気が湧いてきません。
年内は適当にやって来年仕切り直したいところです。
さて、先週の金曜日、ロンドンではこんなことが行われていました。
下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局Frace 2で2016年12月16日に放送)(▸をクリックしても映像が出てこない場合はウィンドウの下の文字をクリック)
パリとロンドン、あんなに近いのに生中継となると一瞬の時差があるようです。
それはさて置き、フランスのTV局France 2の記者ソフィーさん、何のためにロンドンまで来ているかというと、“クリスマス・セーター・デー” という一大イベントを取材するためでした。
“クリスマス・セーター・デー”とは、クリスマスをモチーフにしたセーターを1日だけみんなで着よう!という日のこと。
ジョーク好きの英国人が1980年頃に始めたこの運動、ロンドンではすっかり定着して、今や伝統になりつつあるそうです。
ここはロンンドンの金融の中心地シティ。スーツにネクタイ姿のビジネスマンがうじゃうじゃ。
しかし、16日の金曜日は今までとちょっと様子が違っています。
「メリークリスマス!」
おお、クリスマスらしいセーターを着込んが方々!
「今日はクリスマスのセーターを着る日だからねえ。英国じゃあ伝統なんだよ」と男性二人。
トナカイと雪だるまのセーターをお召しになっておりました。
エレガントな感じの女性も・・・よく見るとやっぱりクリスマス風。
こちらの男性は雪だるまがいっぱいのセーターです。しかもホログラムで光ってます。
「この格好で会社に行くと『おおっ、おおっ!』て皆驚いてますよ」
そういうのが楽しいんでしょうねえ。
中には、こんなこんなスーツを着た男性もいます。
ある事務所にお邪魔すると、皆さん、着てます、着てます。記念写真まで撮影してます。
「私たち、こういうの大好きなのよ。とっても英国的でしょう」と女性。
サッカーチームのアースナルの選手もこの通り。
そして、英国王室もご覧の通り。こりゃちょっと笑えますねえ。
とは言っても、これはあのマダム・タッソー館の蝋人形。
また、こちらのお店では、なかなか手には入らないレア物のセーターを売っていました。
「私、雪だるまのセーターが大好きなの!」と女性。
職場にこんなセーターを着ていくのはちょっと気が引けますが、でもちょっと愉快な気分になれそうな気もします。
******** フランス人のつぶやき *******
「今日、店員がなかなかセーターを売ってくれない。『いいですか、これは最後のセーターなんです。もし別のお客がやってきて欲しいと言ったら売れなくなるじゃないですか』」
VDM (Vie de merde)より
王室のセーター着たシーン、テレビで観たんですが、
これってマダム・タッソーの蝋人形だったんですね!
道理で!二人繋がったセーターなんか着て、大変そうだなーって。(笑)
でも、この「ダサイセーターの日」、私大好きです。
カッコいいオジサマがサンタクロースの大きな模様のセーターって、和みます~
この季節にロンドンに行けば、こういうセーター買えそうですね。
by nicolas (2016-12-21 20:43)
仕事場にこういう遊び心を持ち込めるかどうかで、会社の文化がわかりますね~。それと、スーツ以外の服装になると、男性はセンスがモロにわかっちゃうんですよね。
by opas10 (2016-12-24 22:04)
nicolasさん
王室もなかなかやるなあと思ったら、蝋人形でした。
あの柄のセーターをクリスマスに着るのはやっぱりダサいですねえ。でも、みんなでこうやって着ると笑っちゃって愉快な気分になります。日本でもそのうち誰かがやり始めるかも。
by carotte (2016-12-25 15:42)
opas10さん
確かに、スーツは制服みたいなもんですから、それがなくなると地が出ます!子供の催し物で学校にやってくるお父さんなんかそれですよね。あの人、あんな趣味だったんだあってなります。
by carotte (2016-12-25 15:53)