寒波と嵐と停電 [トピックニュース]
寒い日が続きます。
さすがに寒波が来ているだけあって、外出すると鼻の頭がすぐに冷た〜くなってしまいます。
風邪をひかないように用心、用心。マスクをするとだいぶ暖かくなります。
この寒さの中、近くの公園の梅の木には、さらに多くの花が咲いていて元気付けられます。
さて、寒波が来ているフランスでは、嵐までやってきて、北部では合計で20万世帯が停電に見舞われました。うち11世帯がノルマンディ地方でした。

下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2017年1月14日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
もう電気がこなくなって48時間。二日も停電とはちょっときついですね。
復旧するのを待つ間、このお宅では物置にある発電機を使うことにしました。
「これで、ひと部屋分の暖房と家事に必要な電気を賄えます」とお父さん。
そしてこちらの老夫婦のお宅では、夜はロウソクを灯して過ごしています。
また、この懐中電灯も役に立っています。
「電気はまだ来ていません。暖房もできませんし、灯りもつかないです。復旧するのを待つしかないですね」と男性。
近くの家は雨戸が閉まっています。
電気がなくては暮らせないと親戚の家にしばらく身を寄せることにしたそうです。
この日は必要なものを取りに戻ってきました。
「これでは食事をすることも寝ることもできませんよ」
「昨晩はロウソク3本で食事を済ませました。停電はまだ続いてます」
それでも自宅でなんとか暮らしている人たちもいます。
「電池があるんで、それで音楽を聴いたりして過ごしてます」
こちらのご夫婦は割に薄着ですね。暖房はガス?石油?
ガスは通じているようなので、ガスストーブがあれば寒さはなんとかしのげます。
一方、EDF(フランス電力)は、緊急に700人余りの技師を派遣して復旧に当たっています。
「早く復旧して欲しいですね。うちは子供がいるんでねえ」と男性。
「ご覧の通り全力で復旧に向け作業を進めてます。今晩には全世帯に電気が送れるようにするつもりです」と責任者の方。
灯りはともかくとして、この寒さの中、暖房が使えないとなるとちょっと厳しいですね。
などと言いながら、ふと我が方のことを考えてみると・・・わが家も暖房は電気に頼ってました。停電になったらたらアウト。
替えの暖房器具を用意しておいたほうがよさそうです。それにホッカイロも。
ちなみにホッカイロのようなものは、未だにフランスにはないそうで、一度、お土産に持って行ったら大変喜ばれました。
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******** フランス人のつぶやき *******
「今日、同居人がもう電気代は払わないと言い出した。というのも、昨日、僕の彼女が部屋にやって来てパソコンを充電していったからだ」
VDM (Vie de merde)より
欧州も寒波って聞きましたが、フランスではカルバドス、大変なんですね。
停電は着雪とかじゃなさそうだし、直接の原因は何なんでしょう。
そういえば、一昨年アパルトマンを借りて滞在したとき、暖冬で携帯カイロ使わなかったので置いてきたんですが、お礼メール戴きました。やっぱ売ってないんですねー。
by nicolas (2017-01-16 21:10)
nicolasさん
嵐による強風で木が倒れたりして電線に影響が出て停電したみたいですよ。映像を見る限りでは雪はそれほど降ってないようですもんね。あの携帯カイロは日本だけのもののようで、フランスでは未だに売られてないみたいですよ。あんなに便利なのに。
by carotte (2017-01-22 15:07)