教会が変身 [地方の小さなできごと]
毎年、この時期になると季節の歩みに逆らうように寒〜くなる日があります。
昨日はそんな一日でした。
一年のうち3ヶ月も活躍すればもう十分のような気がするのですが、冬も表舞台から姿を消すのが名残惜しいのかも知れません。
優しく見送ってやりましょう。
さて、ベルギーの小さな村ブリーレン(Brielen)にはちょっと変わった教会があるそうです。
下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局CNewsで2017年3月6日に放送)(▸をクリックしても映像が出てこない場合はウィンドウの下の文字をクリック)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
Belgique : une église se transforme en Pub... 投稿者 CNEWS
とある日曜日のブリーレン村。
ベルギーの他の市町村と同じように、教会のミサに出席した後はパブに寄ってビールやワインなどを飲んで帰るのがしきたりになっています。
しかし、最後まで村で営業を続けていたパブがついに閉店してしまいました。
信者の皆さん方、ミサの後、どこへ行ったらいいのやら・・・。
そんな中、パブのある別の村の教会へ行ってしまう人が現れました。
一計を案じたブリーレンの教会、それならばと自らがその場を提供することにしたのです。
1ヶ月に一回だけ、ミサの終わった教会がパブに早変わり。
「ここの教会に足を運んでもらおうと始められたんです」と女性。
どうも教会がパブに変身するのはここだけではなさそうです。他の村でも同じようなことが行われているらしい。
「村にはこういうことが必要ということでしょうか?」と取材班。
「はい、必要なんです。こうすることで村から出ていった人たちが戻ってきてますからね」
皆さん、楽しそうにビールを飲んでます。ベルギービール、間違いなく美味しいですよ!
「こうやって集まっておしゃべりするのが大切なんです」と女性。
ただ、本物のパブと違うのは、音楽とダンスはなし。
「ほら、あの方もご覧になっていますよ。これをお認めくださってるんです」と女性。
あの方とは、もちろんイエス・キリスト。
こちらの教会、プロテスタントかと思いきやカトリックなんだそうです。
どちらも元をたどればキリストに行き着きます。
それにキリストさんだってワイン飲んだりしてますからねえ。これくらいのことは大丈夫でしょう。
******** フランス人のつぶやき *******
「今日、家のトイレットペーパーが無くなってしまった。うちの亭主ときたら、街中のスーパーに買いに行かずに、隣村に住む母親のうちに3ロールもらいに行ってしまった」
VDM (Vie de merde)より
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