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パリ見本市2017 [トピックニュース]

 調査会社OpinionWayが4月24〜26日にかけて行った調査によれば、フランス大統領選決選投票における二人の候補者の支持率は下記の通り。

 マクロン59% ル・ペン41%

 なんかル・ペンがじわっと支持率を上げているような・・・。

 決選投票用の二人のポスターが→こちら

 ル・ペンの方は ”Le Pen” の文字がどこにも見当たりません。これも選挙対策なんでしょ。

 過去の人種差別的発言や下品な発言に彩られた “Le Pen” の文字を出来るだけ隠して票を集めようという策略です。マクロンの方はシンプル。

 アメリカの時のようにお互いを非難し合うだけの選挙戦にならないよう祈ります。

 さて、今年もまたパリ見本市(Foire de Paris)が始まりました。場所はParis Expo Porte de Versailles。

 数々の発明品が楽しめるこの見本市、113年も前から開催されている歴史ある見本市なのです。

 本日はその古い映像をほんの少しですが見てみることにしましょう。

Paris_Paris.jpg


下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で、2017年4月27日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 まずは1976年の映像です。この方、どなた???

 どうやら40年前のペルノーさん(このニュース番組の司会者)のようです。驚きました。

 パリ見本市が始まったのは1904年。さすがにその頃の映像は残っていません。

 こちらの白黒映像は1954年のもの。

 当時は最新の機能のついた日用品が人気を集めていました。ミシン、多機能トースター、ポータブル・ロースターなど家電商品から家具まで。

 こちらは仕事用デスクがあっという間にベッドに早変わり。

 それにソファーがあっという間にベッドになるのもありましたっけ。

 当時はこれが人気で、どのうちにもは必ずあったというシロモノです。

 この年にはこんなプールも登場しました。一般庶民にも設置できそうな簡易プール。

 そしてパリ見本市と言えば、発明者に与えられるレピンヌ賞を忘れてはいけません。

 この賞を狙ってか、様々な発明品が登場しました。

 こちらは近眼の人でもかけられるサングラス。

 また別の男性が手にしているのは釘抜き。どんな釘でも簡単に抜けるらしい。

 日の出とともに鳴る目覚まし時計や、おもちゃのようなものもあります。

 そしてアウトドア用品もいろいろありました。足こぎボートに、こんなものまで。

 今、流行のスタンダップバドルボードではありませんか!時代を先取りしてました。

 そしてパリ見本市はグルメの祭典でもあります。

 サヴォワ地方のフォンデュー、ドローム地方の子羊の肉、アルデッシュ地方の加工肉・・・。

 美味しいものを食べたり飲んだりすることもできるんです。

 1975年に、当時、首相だったジャック・シラクさんがやってきました。

 1958年には、世界で一番長いバゲットのチャレンジ大会にゲストとしてやってきたのが、なんとあのサルバドール・ダリでした。

 それにしても長〜いバゲットですね。



******* フランス人のつぶやき *******


「今日、ちょっと良いことがしたくなったので、パスの中でおばあさんに席を譲った。するとこのおばあさんに真顔でこんなことを言われた。『そんなに小さな子供に見えたかしら???』」

VDM(Vie de Merde)より


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