狭い部屋で広く住む [トピックニュース]
もう4月も終わるというのに、「パリで一番美味しいバゲット」の発表がありません。
毎年、3月末か4月初めに発表があるのですが、何もなし。今年はないのかしらん?
恒例なだけに、ないとなるとちょっと寂しいです。
さて本日は、狭い部屋をどうすれば広く使えるか?と言う難問に挑みます。

下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で、2017年4月27日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
ここはパリのとあるアパートの一室。マチューさんの暮らす部屋です。
「広さは13㎡。ここがキッチン。そしてこっちがバスルームです」
ということは、8畳ほどの部屋にキッチンとバスルーム(おそらくシャワー+トイレ)とリビングダイニングが詰め込まれているようです。
梯子があるということは、ロフトにベッドがありそうな・・・。
この感じ、屋根裏部屋ですね。家賃は月450ユーロ(約54,000円)。
マチューさん、あまり窮屈にならないように、こうして自分専用の家具を作って設置しています。
「使える場所を最大限に生かして暮らせるように工夫しているんです」
マチューさん、日曜大工は苦にならないようです。むしろ楽しんでいるふしあり。
大工仕事はちょっとねえ〜という方、心配ご無用!ちゃんとセットでご用意できてます。
いざパリ見本市へ。それがこちらのセット。
「ベッドをこうして天井まで上げて、次にこのテーブルも天井まで上げられます。それからこの白い板を持ち上げるとテーブルになり、コーヒーを飲むこともできます」
見た目、2畳くらいしかないスペースが寝室、書斎、リビングの三役をこなしています。
すべてメイド・イン・フランス。価格は、3,500ユーロ(約42万円)〜。
そして、リモコン一つでベッドが自動的に出てくる家具もあります。
他には、こんなものもあります。
一見してスケッチブックか何かのように見えますが、開いてくっ付ければ椅子に大変身。300キロの重みに耐えられるそうです。
お値段は45〜75ユーロ(約5,000円〜9,000円)。その名もSTOOLY。
テーブルにもなりますし、こうして大小さまざまなベンチにもなります。
要らない時は畳んでおけばいいだけ。場所を取りません。
最後は、世界で一番小さな菜園を紹介しましょう。これならベランダも必要ないそうです。
「オレガノにパセリ。特別の光を当てているのでよく育ちます。これはランゴ(lingot)と呼ばれるものですが、ここに種が入ってますので、こちらの鉢に入れていただければ芽が出て育ちます」
お値段は150ユーロ(約18,000円)。ランゴが6ユーロ前後(約700円)。
これならベランダがなくてもハーブが育てられそうです。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、サッカーの試合で彼と賭けをした。リヨンが勝てば私が彼にキスをして、パリが勝てば彼が私にキスをする。で、結局、試合は同点でドロー」
VDM(Vie de Merde)より
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