サン=ジャンの炎 [トピックニュース]
フランスは猛暑のようです。
6角形の地図に37℃、38℃の文字が並んでます。
幸い東京は暑いと言ってもまだ30℃止まり。
しかし、3ヶ月予報によれば今年の夏もまた猛暑になりそうな。やれやれ・・・。
東京の水がめはまたちょっと減って63%。
さて、フランスでは、6月24日のサン=ジャンの日に火を焚いて夏の始まりを祝う伝統があるそうです。
北東部の小さな村アルツヴィレー(Hartzviller)はちょっと早いですが、このお祭りが先週末に開催されました。
下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2017年6月20日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
村人たちが見守る中、ログハウスのようなものに火をつける男性。
おお、燃え上がる炎!
8メートルほどの高さまで組まれた櫓が炎に包まれています。
よく見ると左の方から軽く放水が行われています。安全のためでしょうか?
「燃え盛る炎は印象的です」と女性。
「小さかった炎がこんな大きくなって燃えているのがすごいです」と男の子。
「子どもにとってはいい思い出になるでしょう」とお父さん。
このサン=ジャンの炎を一目見ようとたくさんの村人たちが集まりました。
「村の人たちが互いに話すいい機会になっていると思います」と若い女性。
「若い人たちに伝統行事を守ることの大切さを知ってもらいたいですね」と別の女性。
こうして普段見慣れない大きな炎見ると、花火とはちょっと違いますが、それに似た鑑賞の喜びがあります。
炎鑑賞の後は、パーティです。
ダンスを楽しむスペースもちゃんと用意されています。
音楽はやっぱりアコーディオン!
「昔からの住人と新しく住人になった人たちが出会って、親睦を深める大切な機会なんです」と女性。
「昔は何にもなかった村ですが、この祭りをやり始めてから人が増えました」と男性。
伝統行事は村起こしのためでもあったのですね。
これは迫力があります。全部が燃えて炎が消えるのは翌朝になるそうです。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、猛暑のこの時期、職場のエアコンが夕方6時からしか稼働しなくなった。担当者が昼と夜を間違えてセットしたまま長い休暇を取ってしまったらしい」
VDM(Vie de Merde)より
コメント 0