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ペリゴール地方 その5 [ペリゴール地方]

 昨日見たフォワグラ入りのイチジクがずっと気になっております(笑)。

 サルラに行く機会があったら、ぜひとも食べてみたい。

 さて、ツール・ド・フランスの今日は第7ステージ。選手たちはトロワからニュイ=サン=ジョルジュまでの213.5キロを走ることになります。

 ニュイ=サン=ジョルジュと言えばブルゴーニュ地方のワインの名産地!

 そういえば、昔、ツール・ド・フランスで選手たちがワインを飲みながら走っていたなんて信じられないお話がありましたっけ。

 それはさておき、今週月曜日から紹介しているペリゴール地方シリーズも今日が最後となりました。

 シリーズは最後ですが、本当にペリゴール地方を選手たちが走るのは来週火曜日11日に行われる第10ステージでのこと。

 コースは下記の通り。

CARTE.jpg

 では、シリーズの第5回目をご覧ください。

Paris_Perigord.jpg


下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局France2で2017年6月30日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 シリーズを振り返ってみると、ジャン=ミッシェルさんの絵を見せてもらったり、ツーリング5人組と一緒に本番のコースを走ったり、またベルジュラックのワイン農家を訪ねたりしました。

 今日は、ペリゴール地方から1000キロほど離れたドイツのデュッセルドルフにやってきました。

 この日はツール・ド・フランス開幕の1日前。

 一台の車が広場に到着。あのベルジュラックで作られたワインが運ばれてきました。ワイン農家のジャン=リュックさんも一緒です。

 レストランのテラスでお食事中のお客様とおしゃべり。言葉が違ってもワインがあれば問題なし。宣伝はうまくいっているようです。

 一方、こちらはペリゴール地方を走るツーリング5人組。

 一人も欠けることなくここまでやってきました。この旅も今日で終了です。

 5人が走ってきたツール・ド・フランス第10ステージのハイライトのひとつが、ここドンム(Domme)(オレンジ印)。

 中世に作られた要塞都市で、「フランスで最も美しい村」のひとつです。

 こちらが村長さん。

 村の様子を見ると、中世の頃は大変な繁栄ぶりだったことが伺えます。

 「選手たちはサン=ジャム橋の下を通過し、この塔の門(Port des Tours)をくぐり抜けていくことになります」と村長さん。

 これは写真におさめるか、絵に描きたくなりますね。

 石と歴史の塊のような二つの塔の間を、カラフルな自転車の列が走り抜けていく・・・。

 この2つの塔、14世紀には牢獄として使われていたそうです。

 中はこんな風になっています。壁には囚人が彫った絵が残されていました。祈りでも捧げていたのでしょうか?

 この屋上に上がると、村が一望できます。

 あの5人組もドンムにやってきました。

 丘の上まで上がってくるのは大変だったでしょう。その代わり、こんな爽快な眺めを楽しむことができます。

 来週の11日に選手たちがやってくるのを楽しみにしながら自宅のあるサルラへと帰って行きました。

 一方、画家のジャン=ミッシェルさんも11日を楽しみにしています。

 今年もまたレースの歴史の1ページを白い画用紙に描いてくれることでしょう。

 終わり。



******* フランス人のつぶやき *******


今日、小さな村を歩いていたら迷子になりGPSを使ってしまった。私はその村の村長だというのに[あせあせ(飛び散る汗)]


VDM(Vie de Merde)より


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