巨大氷山 [トピックニュース]
そろそろ南の方から梅雨明けが始まったようです。
テレビの天気予報を見ていたら、東京地方はすでに梅雨明けしたかもしれないとかなんとか言ってました。
ええっ、いつになったら本格的な梅雨になるのかとずっと待っていたのに、もう梅雨明け?!
どうも釈然としません。
そして気になるのが東京の水がめ。利根川水系は88%と平年並み。荒川水系は60%で平年の94%には遥かに及びません。
因みに東京の水源の8割がこの二つの水系だそうです。
それはさて置き、このところ暑い日が続いているので、本日はちょっと涼しいお話です。
98%が氷で覆われているという南極大陸。
その一部が大陸から剥がれて、海面に浮かぶ氷山になっているそうです。
その氷山というのがとてつもなく大きいのでして・・・。
下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2017年7月13日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
その氷山がこれ。
長さは200キロメートル、面積は5,800平方キロメートル。
パリ市の55倍もの面積です。
高さは350メートル。
エッフェル塔だけでは足りず、その上にコンコルド広場のオベリスクを載せてやっと同じ高さになるとか。
こんなものが海の上をゆらゆら漂ってたりしたらびっくりです。
でも、何時ぞやに出てきた氷山ハンターが見つけたら大喜びするかもしれません。
これはやはり地球温暖化の影響でしょうか?
この現象、この60年で3回目になるそうです。
科学者によれば、通常の自然現象だが、温暖化がその現象に拍車をかけたのではないかとのこと。
「実際、南極大陸の氷が溶けて、海面が10センチほど上がっているそうです」とリポーター。
今回発見された氷山は、南極大陸の西側のこの部分が剥がれて氷山になっています。
これからこれが北へと海面を漂いながら、100個ほどの塊に砕け、さらにアルゼンチン沖あたりまで達すると予想されています。
この辺りを航行する船は要注意です。小さな塊に砕けるとは言っても、そもそもが巨大な氷山なだけに、砕けてもそれなりの大きさです。
ただこれも北へ上がっていくうちに次第に溶けて最後には無くなってしまうそうです。
北半球に暮らしている私たちにはあまり関係のないお話ですね。
それにしても南極大陸がこうやって少しずつ溶けて氷がなくなると、その後には何が残るんでしょう?
2%の大地が出現するのでしょうか?
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、アイスランドから帰国したばかりだ。家族を驚かそうと氷山から取り出した水を一本お土産に買ってきた。うちの家族と来たらその水にイチゴのシロップを混ぜて飲んでしまった」
VDM(Vie de Merde)より
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