泳げない人 [トピックニュース]
日曜日は恒例の週末旅なのですが、やはりまた以前の旅の再放送でした。
場所はモロッコのラバト。見逃した方は→こちら。
さて、学校も夏休みに入ったようで、日本も本格的に夏のレジャーシーズンが始まりました。
夏のレジャーと言えば、なんと言っても海水浴。毎日暑い日が続いているので、海に入れば少しは涼しくなります。
とはいうものの、フランス人の7人に1人が泳げないそうです。
下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局France 2で2017年7月20日に生放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
ここはマルセイユのビーチ。ライフガードのダヴィッドさんが監視を続けています。
泳ぎなれない人たちが、開放的な気分になって無謀な泳ぎ方をするのが夏のバカンス。
そして泳げない人も浮きを頼りに海に入る人も大勢います。
となると、監視の目を緩めるわけにはいきません。
「泳ぎを教わったことはありません。だから水に入るのはちょっと怖いです」と女性。
「童心にかえって沖へ出たりするのよねえ」と別の女性。
「いつも真ん中の方で泳ぐの。足がつかなくなると焦っちゃうけど」
こう言う無謀な泳ぎが事故につながります。フランスでは毎年夏に海の事故で500人ほどが亡くなっているとか。
泳げない人はお年寄りになるにつれて多くなるそうです。
65歳以上の35%あまりが泳げないとか。
というもの、フランスでは学校で泳ぎを教えるのが義務化されたのが60年代になってからのこと。
その前の世代は泳げない人が多いのです。
しかし、教わるのに年は関係ありません。
こちらはブルターニュ地方の海岸です。イザベルさん(57歳)は、3年前からここにアトリエを構えています。
泳ぐことができなかったのでただ海を眺めているだけでした。
しかし、1年前から水泳教室に通うようになりました。
どうもこの感じ、高齢者向けの教室のようです。
それにしても皆さん、贅肉付きまくってますねえ〜。そんな中に青白い細身の男性が一人。
それはさて置き、この教室、週に一回、夜の9時からのコースです。夜の9時でこの明るさ。
南仏に比べるとブルターニュの海は荒々しいですね。大きな波が海岸に押し寄せてきます。
まずはこの荒波に慣れることから始めるようです。
一度慣れてしまえば怖いものなし。これは楽しいですね。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、水に慣れない高齢者のために水泳を教えている。生徒の一人で高齢の男性が私を呼んだので行ってみると、彼が言った。『先生、プールに入れ歯を落としてしまったよ』」
VDM(Vie de Merde)より
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