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バスクのレストラン3 [フランスのグルメ]

 バスク地方のレストランを巡るシリーズの三回目は、フランスのバスク地方の中心地バイヨンヌ(Bayonne)にあるレストランXuraskoを訪ねます。

Paris_Bayonne.jpg



下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2017年6月28日に生放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 街を流れるアドゥール川に注ぎ込む小さなニーヴ川。

 その岸辺は散策するのに理想的。お天気のいい日ならなおさらです。

 そのニーヴ川から少し入ったところににあるのが、今日、お訪ねするレストランです。

 こちらのエプロンをつけた方がオーナーシェフのクリスチャンさん。

 バイヨンヌ生まれで約20年前にビストロをオープンしました。

 「このお店を見つけてからは定期的に来るようになりました」と女性。

 「オーナーは気さくだし、たくさん飲んで食べてます」と男性。

 そのシェフはすぐ近くの市場へ買い出しに。市場は隅から隅まで把握してるそうです。

 「仕事をするのに居心地のいい街なんです。バイヨンヌでは大きな街ですが、大都市みたいに大きいわけじゃない。そこがいいんですよ。皆とすぐに親しくなれて村みたいな感じなんです」とシェフ。

 その足は八百屋さんからハム屋さんへと向いていました。バイヨンヌは美味しい生ハムで知られています。

 「バスク地方で育てられた豚を使っています。他と違うのは熟成のさせ方なんです」とハム屋さん。

 本日はこの生ハムを使ってシェフが料理を作ってくれます。

 一緒に調理する野菜は、赤と黄色のピーマン、昨日も出てきた唐辛子ゴリア、トマト。さらに玉子も使うそうです。

 まずは野菜を切ります。

 「この切り方がいいんですよ。素朴な感じがしてね」とシェフ。

 全部の野菜をお鍋に入れて炒めたら、あらかじめ皮をむいたトマトを加えます。

 「歯ごたえがなくなり、トロッとするくらいまで火を通します」

 野菜が柔らかくなったら濃縮トマトを加えます。最後に玉子を加えて野菜を一つにつなぎます。

 一方、生ハムはさっと鉄板で焼いて、先ほどの野菜にのせて出来上がり。

 あれえ〜、ずいぶん簡単で素朴な料理。

 これをいただくのがこちらのカップル。こうしてみるとかなりボリュームのある料理です。

 「これはまさに僕のおばあちゃんが作ってくれた料理と同じなんです」と男性。

 「本当に美味しいです。全部の味のバランスが良いからでしょう。この(辛くない)唐辛子の香りが効いてて大好きです」と女性。

 こちらの方のはバイヨナという料理。生ハム、目玉焼き、フライドポテト、そしてあの唐辛子が盛り付けられた、こちらも庶民的な料理です。

 そしてこちらは魚料理。なんだか日本のお弁当箱みたいな容器に入っています。

 「これ食べたら喉が乾くでしょうね。でも大丈夫、ロゼがあるから」とマダム。

 どれも気取らない料理でした。そして最後はデザートで締め。

 ホワイトチョコのムースとイチゴ、リンゴのタルト、チョコレートムースと生クリームでした。



******* フランス人のつぶやき *******


今日、好きな女の子を食事に誘った。二人で楽しく食事をしてなかなかいい感じだったのに彼女が言った。『それじゃあ、私は行かなくちゃ。恋人が家で待ってるの。じゃあねえ』・・・


VDM(Vie de Merde)より


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