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ノルマンディーの保養地5 [ノルマンディー地方]

 ノルマンディ地方の保養地を巡るシリーズも今日が最後となりました。

 シリーズの最後はさらに北へ上がって、海岸にできた断崖で知られるエトルタ(Étretat)を訪ねます。

Paris_Etretat.jpg



下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2017年7月14日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 エトルタと言えば、このアーチ型の断崖。

 作家モーパッサンは、象が海に鼻を浸しているようだと言ったそうです。

 そして、アルセーヌ・ルパンの物語によれば、海から突き出たような針岩には、フランス王家の財宝が隠されているとか・・・。

 丘の上に上がると、海岸線を見渡すことができます。

 「ここに立つと、海岸の砂利の音が聞こえてくるんです。さざ波が押し寄せるたびに砂利がぶつかり合って音を立てるんです」とガイドさん。

 この方、定期的にツーリストを連れてエトルタの自然を案内しているそうです。

 「感動しますね。草木や鳥を眺めて、そして最後に自分を見つめ直します」と女性。

 「自分の周りの自然と一体になったような気がします。つまり自分も自然の一部なんだなと感じます」と男性。

 あの断崖絶壁と海を見たら感動するでしょうね。

 エトルタには毎年100万人以上が訪れると言います。しかし、誰もが同じ風景を見られるわけではありません。

 「ここの風景は一日の間に何度も変化するんです。光の具合や天候によって変わるのです」とガイドさん。

 さて、今度は下へ降りてビーチへと向かいましょう。

 ここは砂利のビーチで知られています。石ころばかりで痛くないんでしょうかね。

 かつては漁港だったエトルタは、19世紀になって海水浴場に変身しました。

 「この時はすごかったらしいです。2,300人もの人たちが海岸にやってきたそうですから」と写真を見せながら話す男性はトマさん。

 エトルタの歴史に詳しいトマさんが繁華街を案内してくれました。

 途中途中にユニークな装飾を施した古いお屋敷がいくつもあります。

 そしてこちらは屋根付きの市場。屋根は木造です。

 「この建物は1927年に作られました。天井はご覧の通り船底天井です」とトマさん。

 古いのかと思ったらわりに新しいですね。とは言っても作られてから約100年ほどになります。

 かつては八百屋さや魚屋さんが並んでいたそうですが、今は衣料や雑貨屋さんがほとんどのようです。

 さてまた海辺へとお戻りましょう。おなじみのこの風景。

 私もここで記念写真を撮った覚えがあります。

 海では、カヤックやウィンドサーフィンを楽しむ人たちでいっぱいです。

 この辺りは白い岩肌の見える断崖の続く海岸で、アルバトル海岸(Côte d’Albâtre)と呼ばれています。

 そしてエトルタは、“アルバトル海岸の真珠”と呼ばれているそうです。

 終わり。



******* フランス人のつぶやき *******


今日、自然と動物が好きな私は、うちの猫に蝶々を捕まえて食べるのをやめさせた。残るは7歳になる甥をなんとかしなくては!


VDM(Vie de Merde)より


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