砂漠の豪華ホテル [その他の国]
昨日は都心は37℃あったようですが、拙宅は恐れるほど気温は上がらず、33℃くらいで止まっていました。
とは言っても暑いことに変わりなし。
東京の水がめはさぞかし増えているかと思いきや、荒川水系は増量とは言え68%にとどまっています。
さて、本日は砂漠のど真ん中にあるオアシスのような豪華ホテルを2つ紹介します。

下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局France 2で2017年8月7日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
イスラエルとヨルダンの間に位置する死海。
この死海のヨルダン側の岸辺からほど近い、砂と岩しかないような場所に突然現れたのが今日訪ねるホテルHotel Ma’in Hot Springです。
ホテルの目の前には巨大な滝があります。
「スイートルームのテラスからは滝とホテルの全景を見渡すことができます」
ホテルの庭にはプールのようなものが見えます。滝とつながっているような・・・。
この滝、流れ落ちているのは水ではなくミネラルをたっぷり含んだ温泉。
一階に降りてドアを開けると、こんな風になっていました。
なんだか滝壺にお風呂を作ったような感じです。
お湯の温度は冬は35℃、夏は60℃にもなるそうです。
50ユーロほどを払うと、一日中何回でも温泉に入ることができます。
「熱いですね。それに滝が美しいです」
早速、入ってみることに。やっぱり水着着用で泳いでました。温泉プールですね。
さて、次のホテルも砂漠のど真ん中にあります。
ここはアラブ首長国連邦の首都ドバイ近郊にある砂漠。
緑の中に白いテントのような屋根がぽつぽつ見えてきました。
まさに砂漠にオアシスのようなホテルです。
お部屋は離れになっていて、広々とした寝室に居間、お風呂はジャグジー。
テラスに出てみると、専用プールがあり、その向こうには焼け付くような砂漠が広がっています。
「早朝にはガゼルがやってきてプールの水を飲んでいることがあります」とホテルの方。
それにしてもこの水、一体どこからくるんでしょう?
実は、砂漠の地下80メートルのところに地下水があり、それをポンプで汲み上げているのだそうです。
なんとなく人間だけが贅沢に水を使っているように見えますが、そうでもなさそうです。
「温暖化の影響で地表にあった水たまりが全部消えてしまいました。そこで動物が暮らしていけるようにと人工的に水場を作ってあるんです」
さらに、ホテルでは一度使った水はフィルターを通して100%リサイクルしています。
「当初、ホテルの周りに芝生を植えていました。しかし、あまりに水を使ってしまうので、全部、取り去りました。水を節約するのが最優先ですからね」
ちなみにここの宿泊費は一泊1,000ユーロ(約130,000円)ほどだそうです。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、二人の友人と一緒にクロアチアに旅行に出かけた。滝のある自然公園を見に行ったのだが、お金がなかったので歩くことにした。気温37℃の中、5キロを歩いてやっと到着した時、ボートならタダだったということに気がついた
」
![[ふらふら]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/144.gif)
VDM(Vie de Merde)より
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