空っぽの町 [トピックニュース]
昨日の東京は一日中、しとしと雨が降り続きました。
暑さからは逃れられましたが、どうも今ひとつ快適とは言い難しです。
東京の水がめの一つ荒川水系の貯水量はさすがに増えて73%。
もう一つの水がめ利根川水系は92%と、平年の80%をはるかに超えておりました。
となると水不足の心配はなさそうです。
さて、8月も中旬を過ぎましたが、フランスの夏休みはまだまだ続いています。
その影響で、こんなになった町があるそうです。
下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2017年8月15日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
ここはノルマンディ地方の町サン=ロー(Saint-Lô)。時は8月15日の朝。
メインストリートはご覧のように車も人も見当たりません。
こっちの通りには、かろうじて数台の車が走っています。
お店はどうなっているかといえば・・・閉まってます。
貼り紙を見ると、8月24日まで休みらしい。こちらのお店は8月27日まで休み。
パン屋さんもお肉屋さんもカフェもみ〜んなお休み。
「クロワッサンとカフェオレで朝食を済まそうとブラッスリーを探してるんです」と女性。
「見つけるのは簡単じゃないですよね?」と取材班。
「簡単じゃないです(涙)」と女性。
「お菓子と焼きたてのパンを買おうとパン屋さんに行ったんですが閉まってました。別のパン屋さんにも行ってみましたがやっぱり閉まってました」
「ご覧の通りお店は全部閉まってますよ」
薬局までもがお休みです。
「行ってみたんですが休みの貼り紙がしてありました」と女性。
「薬局は何軒あるんですか?」と取材班。
「一軒だけよ」
勤め人や学生たちが夏休みを取るんなら、お店屋さんだって夏休みをとります。
それにしてもここまで軒なみとは驚きです。
そんな通りで開店しているお花屋さんを見つけました。
「これまでにお客さんは何人くらい来ましたか?」と取材班。
「一人だけです(苦笑)。今はまだ午前中ですから、これから何人か来るとは思いますが、一人だけというのは異例ですね」と花屋さん。
そして、こちらのカフェも開店している数少ないお店の一つ。
でも、お客さんの数は、やっぱり少ない。
「この町の朝はいつも静かなんです。コーヒーを飲みながら静かに新聞が読める場所を探してこのカフェに来ました」
サン=ローは人口20,000人ほどの町。
バカンスで人がやってくるという土地柄ではなく、むしろバカンスに出かける人の方が多いようです。
それにしても日本では考えられないですね、こんなこと。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、2週間の夏休みをとってブルターニュ地方の海にやってきた。夕方、キャンプをしていたお隣さんに食前酒を飲もうと誘われた。行ってみると、なんとそれは僕の上司!結局、ずっと仕事の話ばかりして、最後に『じゃあ、また明日な』と言われてしまった」
VDM(Vie de Merde)より
フランとかは休むとなったら一斉に休みますね。
日本人は働きすぎ?とも思ってしまいます。
by nikki (2017-08-17 22:39)
nikkiさん
夏休みは圧倒的にフランスが長いですね。日本は長くても1週間。あちらは2週間、場合によっては1ヶ月休みますからねえ〜。やっぱり日本人はなかなか長期休暇を取らないです。
by carotte (2017-08-18 00:09)