夏の終わりの子羊たち [トピックニュース]
日曜日恒例の週末旅はまたまた再放送でした。旅先はフィレンツェ。見逃した方は→こちら。
昨日のビッグベンの修復の話ですが、議会のサイトで色々詳しいことが書かれてあります。
鐘は鳴らなくなりますが、時計は動き続けるそうです。
しかし、時計自体のメンテナンスの際には短期間止まってしまうこともあるとか。
さらに、文字盤等々の修復ではカバーをかけることもあるそうです。
鐘はメンテナンスで止まったことが過去にもあったようです。しかし4年という長きに渡るのは今回が初めて。
もっと知りたいという方は→こちら(英語)。
さて、8月も残すところ10日ほどとなりました。そろそろバカンスも終わり。
そして、夏の間、高地で天然の新鮮な草を食べていた動物たちも家へ帰る頃になりました。
下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2017年8月18日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
合図とともに羊たちが一斉に歩き始めました。
山で一夏を過ごして、これから麓の村へと帰ります。
白いモコモコはどれも子羊。お母さん羊に守られながら移動します。
夏の間過ごしていたのが標高1,700メートルのこの山々。
先頭を行くのは羊飼いのパスカルさん。
「こうして羊たちと生活を共にできるのが何よりの喜びです」
これだけの羊を引き連れて行進するのは気持ちいいでしょうね。
楽しんでいるのはパスカルさんだけではありません。バカンス中のツーリストも同じです。
「わりに早く降りてくるのでちょっと驚きましたけど、この眺めは素晴らしいですね」
牛より羊の方が早い感じがしますね。それにしてもかなりの数の羊!
迷子の羊が出ないようにシープドッグもがんばっています。
そしてこの風景を見て、古き良き時代のフランスを思い描く人たちもいます。
「羊たちはあの辺りで草を食べてましよ。アルフォンス・ドーデの作品の一節を思い出します」
あれあれ、車も羊に囲まれ立ち往生です。この時ばかりは羊が優先。
でも、ドライバーもこれを楽しんでいるようです。
こうして12キロほど歩くと麓の村ラン=サン=ヴェルコールに到着。
村のメインストリートの両側には観客が集まり歓迎してくれました。
なんだかツール=ド=フランスの最終日に選手たちがシャンゼリゼ通りを走って凱旋するときの様子に似てます(笑)。
「パリに住んでいるとこういうのは絶対見られませんからね」と男性。
子羊たち、こうやって順に羊小屋に入っていくようです。数を確認するんでしょうかね。
一方、オスの大人の羊たちは、下山の順番が回ってくるまで、まだ天然の草を食べて過ごすようです。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、山の土産物屋で働いでいる。午後になって、たった一人だけお客がやってきて、マーモットのぬいぐるみのお腹を押して鳴かせて去っていった・・・」
VDM(Vie de Merde)より
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