伝説のホテル2 [その他の国]
東京の水がめですが、だいぶ貯まってきました。
利根川水系が95%、荒川水系が81%。これで水の心配はないですね。
むしろ日照時間の方が心配なのでして・・・。
予報によれば、東京地方は今日あたりから日差しが戻ってくるようです。
しかし、このところ夕方になると必ず黒い雨雲が空をウロウロし始め、いつピカピカ、ゴロゴロが始まるかと不安になります。落雷はやっぱり怖いですからねえ〜。
さて、シリーズの二回目はシンガポールへ向かいます。
シンガポールの伝説のホテルと言えば・・・ラッフルズ・ホテル(Raffles Hotel Singapore)。

下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2017年7月30日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
このコロニアルスタイルの建物がそのホテル。
ナラヤンさんはホテルのドアマン。仕事は7時から始まります。
まずは制服に着替えます。制服はナラヤンさんの分身のようなもの。
あっ、なんだ、この機械は?!自動靴みがき???
ナラヤンさん、もう26年も前から毎朝こうして準備を済ませ、ホテルの玄関に立っています。
そのせいか、シンガポールでも一番写真撮影された男として知られているとか。
この5年でシンガポールは都市開発が進みました。
あの屋上プールのあるビルも見えています。その向こうには高層ビルがずらり。
そんな中、静かに佇んでいるのがラッフルズ・ホテル。中に入ってみましょう。
外も中も白い壁で覆われています。
「美しいでしょう?」とレスリーさん。
このホテルで働き始めたのが今から45年前のこと。始めは配管工、次に料理人、最後にコンシエルジュとして勤務しました。
若い頃のレスリーさん、イケメンですねえ。現在はホテルの歴史家として活躍しています。
「最初のオーナーはアルメニア人でした。開業は1887年。でもここではなく、海岸に近くの10室しかないバンガローだったんです」
初代のオーナーはこちらの4人。サーキーズ兄弟です。
次男のティグランがホテル経営の才能に恵まれていたようです。
現在の建物ができたのは1899年のことでした。ラッフルズという名前は、シンガポールを創設したトマス・ラッフルズから取って名付けられました。
この白黒写真の方がトマス・ラッフルズ。
この新しい建物になってから20世紀にかけて、世界のセレブたちが宿泊するようになります。
103室ある客室はすべてスイート。そのうちプレジデント・スイートが2室。広さはそれぞれ240㎡もあります。
そしてなによりラッフルズ・ホテルを世界的に有名にしたのがこのバー。
赤い色のこのカクテル、シンガポール・スリングという名前が付けられています。
102年前、このホテルのバーテンダー厳崇文が作ったカクテルです。
「当時の英国人の女性は公の場でアルコールを口にするのを見られるのは憚られていました。そこでバーテンダーが、パリでお酒が飲めるのなら、ロンドンでも飲めるはず。ということはシンガポールでも飲めるはずと言って、思いついたのがこのカクテルです」
見るからに女性用のカクテルですが、今では男性にも親しまれています。
1杯2,500円ほどとかなりお高め。しかし、1日800〜1,000杯も飲まれているそうです。
続く・・・。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、ちょっとシックなカクテルパーティに初めて招待された。行ってはみたものの退屈だったのでバーでお酒み、迷いながらも50ユーロ札をボーイに渡した。後になってわかったのだが、飲み物は無料。あのボーイ、50ユーロをチップだとでも思ったんだろうか・・・
」
![[ちっ(怒った顔)]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/141.gif)
VDM(Vie de Merde)より
そもそも50ユーロ(約6,500円)がおかしくねぇ?
by 招き猫 (2017-08-22 20:29)
招き猫さん
シックなカクテルパーティなんで、この人、見栄はっちゃったんじゃないですかねえ。20ユーロ札くらいにしとけば傷は浅かった・・・。
by carotte (2017-08-23 16:13)