謎の幾何学模様 [その他の国]
8月も最終週となりました。
近所の通りで親子連れとすれ違ったらこんな声が聞こえてきました。
「お母さんは一頁たりとも手伝ってあげないからね」
「う、うん・・・」
遅くても今週末には、学校、始まっちゃうんじゃないのかな。大丈夫???
日本の夏休みは通学からは解放されますが、勉強からは解放されませんねえ〜。
お気の毒。
さて、謎の幾何学模様と言えば、ナスカの地上絵やミステリーサークル。
そして最近に話題になっているのがアマゾンの森の幾何学模様。
下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局France 2で2017年8月26日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
その幾何学模様がこれ。
地上からは分かりませんが、上空から見るとくっきり模様が見えてきます。
ここはボリビアとの国境に近いブラジルの都市リオブランコ(Rio Branco)。
カシアノさんは、毎日、気球に観光客を乗せて遊覧飛行をしています。
「ほら、この下を見てください。四角に丸が描かれているのが見えますよ」
ああ、確かに見えますね。
この辺りの300㎞以内には、なんと500ほどの謎の幾何学模様が見つかっているそうです。
「誰かが作ったんじゃないかという人もいれば、古代の遺跡じゃないかという人もいます」
最初にこの幾何学模様が発見されたのは1977年のこと。小型飛行機が上空を飛んでいる時に発見されました。
以来、さまざまな考古学者が調査を始めました。
アントニアさんもその中の一人です。大学の研究員としてあちこち見て回ったそうです。
どうやったらこれほど正確な幾何学模様が描けたのでしょうか?
それより、一体何のために描いたのか?
「先住の土着民が祭礼や集会のため掘ったんじゃないかと考えられています。ただ、遺物のようなものは何も発見されていません。彼らは非常に高度な技術、特に数学的な技術を持っていました」
空からしか見えないということは、人類が飛べるようになったからこそ見つかった遺跡ということになりそうです。
掘られたのは今から1200年ほど前のこと。以来、アマゾンは緑に覆われ、誰の目にも止まることなく静かに時が流れました。
やがて伐採が始まり、徐々に姿を現したというわけです。
驚いたのはここで家畜を放牧している農家の方々。
「ヘリコプターで撮影された写真を見ると、うちの牧場に模様があるので驚きました。確かに凸凹になっているなとも思ったんですけどね」と農家の方。
世界中から考古学者がやってくるようになったリオブランコ。
しかし、この幾何学模様の真実は未だに謎のままだそうです。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、上司が僕を雇ったのは、僕が謎の頭をしていたからだという。つまり、一見したところ髪の毛は少ないが、ハゲではない」
VDM(Vie de Merde)より
2017-08-28 00:00
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コメント(2)
ブラジルでは”禿げ”は差別用語では無いそうです。
サンパウロ在住の知人がそう申しておりました。
http://paulo20149.blog.so-net.ne.jp/
by 招き猫 (2017-08-28 05:40)
招き猫さん
ということは、日本では差別用語でしたっけ?
そう言えば、この言葉を連発して自民党を離党した変な議員さんがいましたっけ。
たったいま、お知り合いのブログをお訪ねしてきました。nice!しておきました!
by carotte (2017-08-30 01:22)