週末はメノルカ島で [パリから週末旅]
日曜日は恒例の週末旅。
今回はスペインのマヨルカ島のすぐ隣にあるメノルカ島を旅します。
メノルカ島は、マヨルカ島などを含むバレアレス諸島を構成している島の一つです。
パリからメノルカ島までは空路の直行便で2時間足らず。
下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2017年9月2日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
おお、美しい!手つかずの自然が残っていそうなこの風景。
どこで写真を撮っても絵になりそう。時間の流れも少々遅め。
というわけで、まずはのんびりと馬に乗って島巡り。島を横断する47キロの道のりです。
「ここはビーチ以外に何もありません。岩と、白や黄色の砂があるだけです。20分ほど歩けば、自然のままのビーチがありますから誰にも邪魔されないでのんびりできますよ」とガイドのトニーさん。
バレアレス諸島の中でも数多くの自然が残されているのがこの島です。
島の自然を満喫したら、今度は町を訪ねてみましょう。ここは要塞都市シウタデリャ・デ・メルノカ(青印)。
ここでの観光コースはといえば、市場に大聖堂。しかし、気になるのは・・・このサンダル。
色こそ違え、どれも同じモデル。来る人は皆と言ってもいいほど、このサンダルを履いています。
「これは、アヴァルカスと言います。メノルカ島のサンダルです」と女性。
「全員が履いている?」
「ええ、ほとんど皆が履いています」
「ツーリストも?」
「ええ、観光に来た人もこのサンダルを買っていきますよ」
ならばと、旅人もサンダルを買いに靴屋さんへ。
「こちらが元になっているサンダルです。農家の人たちが畑に行くのに使ったものです。今でも同じ素材を使って作っていますよ。タイヤをリサイクルして靴底に、上は馬の皮を使っています」とお店Castelleのご主人(赤印)。
これを原型にして様々なデザインのものがお店に並んでいます。旅人が選んだのは・・・これ。素敵ですね。私も一足欲しくなりました!これで40ユーロだそうです。
それではこのサンダルを履いて、ランチに出かけましょう。やってきたのはレストランEs Tast de Na Silvia(オレンジ印)。
1年前にオープンしたばかりのお店のモットーは “スローフードとゼロキロメートル”。
「新鮮な食材を使ってその場で料理を作り、お客様にはリラックスして料理を味わっていただくという意味なんです」とシェフ。
で、本日のランチは、帆立貝のサラダ、マグロとラタトゥイユ、チーズ盛り合わせの豪華版。これで20ユーロです。
ランチが済んだら今晩の宿へと向かいます。町の中心から7キロほど奥まった田園にあるのがHotel Biniatram Agrotourism(緑印)。
早速、お部屋に案内してもらいました。これで一泊100ユーロ。ちょっとお高いですね。夏のバカンスシーズンには130ユーロ。
窓からはプール付きのお庭が見えます。テニスコートや子供の遊び場もあるそうです。
次はちょっと変わったことに挑戦してみましょう。何かと言えば、波の音を聞きながらビーチでヨガ体験。
「休暇中に自分の体をヨガで整えるのはとてもいいことだと思います」とインストラクター。
最後はこの島だからこそ楽しめる場所へ行ってみましょう。崖に作られた道を伝って降りていきます。ここは崖にある洞窟Cova d’en Xoroi(こげ茶印)。
「海面からは30メートルほどあります。こんなところにディスコを開いているのは世界でも私たちだけだと思います」とディスコの店員。
多くの観光客がここでお酒を飲みながら夕日を眺めにやってくるそうです。
さて、今回の旅の費用は、飛行機代が150ユーロ、宿泊代が100ユーロ、ランチが20ユーロ、乗馬での散策が25ユーロ、ビーチのヨガ体験が15ユーロ、夕日を眺めならがの飲み物代が13ユーロ、締めて合計323ユーロでした。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、祖母が新しいパソコンをWifiに接続してくれたお礼に弟に100ユーロを渡した。Wifiを接続を弟に教えたのは兄の僕だ!半分よこせ!」
VDM(Vie de Merde)より
コメント 0