SSブログ

週末はブダペストで [パリから週末旅]

 日曜日は恒例の週末旅。今回はブダペストを旅します。

 パリからブダペストというとオリエント急行を思い出してしまいますが、今回は経済性と時間重視で格安航空チケットを利用。所要時間は片道約2時間20分ほど。

Hungary_Budapest.jpg

下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2017年9月30日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 ハンガリーの首都ブダペストはドナウ川を境に二つの街から出来上がっています。

 左側がブダ、右側がペスト。

 まずはガイドのゲルゲイユさんと待ち合わせ。

 「お城のあるブダに行くには、あちらのケーブルカーに乗るのが便利です。眺めもいいですよ」

 というわけで早速ケーブルカーに乗ります(青印)。

 歴史あるブダで最初に向かったのが、漁夫の砦(緑印)。

 「この界隈は13世紀に作られました」とゲルゲイユさん。

 とは言っても、この砦は19世紀から20世紀に作られました。ここからはブダベストの街全体を見渡すことができます。

 映像には登場しませんでしたが、ここから500メートルほど南にはブダ城があります(赤印)。

 次は、丘を下りてトラムに乗り川向こうのペストへと向かいます。

 最初に見えてきたのが巨大なネオゴシックの建物。ここが国会議事堂です(黄印)。1885年から国家権力の中枢として役割を果たしています。

 エントランスの階段を上がると会議場があります。

 「まるで教会のような作りですね」と旅人。

 「確かに教会に似ています。何しろ、ハンガリー自治の聖域ですからね」とゲルゲイユさん。

 次に訪ねたのはユダヤ教の寺院(黄緑印)。19世紀に建てられた寺院です。

 「ニューヨークの寺院についで2番目に大きなユダヤ教の寺院です。3000人の信徒を収容できます」と案内人。

 「東洋的な感じですね」と旅人。

 「ええ、モレスク様式ですが、こうして全体を見ると大聖堂のようでしょう?」

 確かに、キリスト教の教会のような作りです。

 しかも普段ユダヤ教の寺院では見かけないパイプオルガンが設置されています。ここでは様々なジャンルのコンサートが開催されるそうです。

 そして、音楽と言えば、ハンガリー出身のピアニスト兼作曲家のフランツ・リスト。

 ここはリスト記念館です(水色印)。リストにまつわる様々な品が展示されています。

 中でも目を引くのがこの机。ピアノの鍵盤が取り付けられています。音、出るんでしょうね?

 「リストとブダペストはつながりがたくさんあります。リストは、1840年、ブダペストでチャリティー・コンサートを開きました。そして、ここで暮らすようになります。1875年には、音楽アカデミーを創設しました」と記念館の方。

 ピアノを弾いてくれた男性はこの音楽アカデミーの会員の方。

 次はちょっと変わった場所を尋ねてみましょう。向かったのはこちらのお店Szimpla Kert(紫印)。

 ここは元工場を改築して2004年にオープンしたバー。アートの展示会も開催されるようで、新しい文化の発信地でもあります。

 そしてブダペストに行ったら必ず訪れたいのが・・・温泉。

 セーチェーニ温泉はヨーロッパ最大の温泉です(オレンジ印)。温泉プールは3つ。温度は35℃〜38℃。温水プールよりは高め、温泉というにはちょっと低め。

 「ここでは一年中泳ぐことができます。地下2キロほどのところに温泉があり、源泉の温度は82℃もあります」とガイド。

 やっぱり室内の方がいいとおっしゃる方にはゲッレールト温泉がおすすめです(こげ茶印)。ここなら静かに温泉につかれそうですね。

 そろそろお腹がすいてきました。ランチをいただくことにしましょう。向かったのは中央市場(紺色印)。

 ここなら地元のグルメを気の済むまで堪能することができます。

 旅人さん、パプリカ入りのサラミを試食。美味しかったので一つ購入。

 そして、フランスと同じで市場で食事ができます。一人はピーマンの肉詰めとパプリカのスープ、もう一人はパプリカのラグー。

 さて、今度は地下鉄に乗って今晩の宿へと向かいましょう。

 ここがその宿。残念ながら名前も場所も不明。元宮殿だった建物をホテルに改築しました。

 外観は古くても中はこぎれいで機能的。ふと天井を見ると、なんと椅子の明かりがぶら下がっていました。

 中庭には緑がいっぱい。ここならのんびり過ごせそうです。

 そして夜はドナウ川クルーズがおすすめです。観光の名所がライトアップされて美しいですねえ〜。

 さて今回の旅の費用は、航空運賃が120ユーロ、宿泊代が105ユーロ、見学と観光ボートが80ユーロ、ランチ代が22ユーロ、温泉が18ユーロ、交通費が15ユーロで、締めて360ユーロ(約47,000円)でした。



******* フランス人のつぶやき *******


今日、友人と一緒に水着で温泉に入るのでムダ毛を全部抜いた。最初は良かったのだが、塩水の温泉に入った時には悲劇だった

VDM(Vie de Merde)より


nice!(47)  コメント(2) 
共通テーマ:旅行

nice! 47

コメント 2

t-toshi

もう10年前になりますか、懐かしいです。美しい夜景を観ながらのクルーズ思い出しました。今、被っている帽子はブダペストの土産物です。
by t-toshi (2017-10-08 11:31) 

carotte

t-toshiさん
やはりブダペストもいらっしゃってましたか。
ドナウ川の夜のクルーズは良さそうですね。古い建物がライトアップされて見応えがありそうです。ブダペストではいいお買い物をされたようで何よりです。^^
by carotte (2017-10-10 00:58) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。