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アンジュ地方のお宝3 [ペイ・ドゥ・ラ・ロワール地方]

 先日、成城石井でイタリア産のDOP(フランスではAOP)付きオリーブ油があるのを発見。

 いつも使っているのとどこが違うのか知りたくなり思い切って購入。

 早速サラダのドレッシングに使ってみました。これが思っていた以上に美味しい。

 DOPやAOPは伊達じゃないんだというのを身を以て体験したのでした。

 ただ、ちょっとお値段が・・・。500mlで2400円ほどとかなりお高め。

 実自体の質がいいのと、手入れや収穫にも気を使っているとなると、これだけ高くても仕方ないのかもしれません。

 さて、アンジュ地方のお宝を探す旅シリーズの三回目です。

 アンジュ地方にはお城や邸宅があちこちに点在しているそうです。本日はその幾つかを訪ねてみることにしましょう。

Paris_Anjou.jpg

下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2017年9月13日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 歴史を秘めたお城の数々。

 まずはこちらのセラン城(Château de Serrant)を訪ねます(青印)。

 お堀に囲まれた美しいお城。

 こちらの男性が今日の案内人です。元文化財関連のお仕事をされていたとか。

 「ここに展示されている品々はフランスの歴史を感じさせるものばかりです。あちらはブルゴーニュ公妃の彫像ですし、こちらの絵画はルイ14世の宮廷へと私たちを誘ってくれます」

 フランスで最も美しい城の一つとされているこの城にはこんな図書室があります。

 「個人の図書室で文化財に指定されているのは唯一ここだけです」と城のオーナー。

 アンジュ地方には、なんと1200軒ものお城があるそうです。

 こちらのラ・ジュムリエール城(Château de la Jumellière)もその中の一つ(赤印)。

 大広間にお邪魔してみるとこんな風になっていました。

 「こちらはカーテンのように見えるでしょう?でも違うんですよ、絵なんです」とお城のオーナー。

 このお城、12世紀からずっと同じ一族によって所有されてきました。

 「お城を継承するということはその歴史を継承するということなんです。アンジュ公だったルネ王はこの地域の領地権を次々に発布し、その都度、立派な城を建てさせました」と案内人。

 そのおかげで、様式の異なる城があちこちに建てられたようです。

 こちらの上品な色合いのお城は シャンゾー城(Château de Chanzeaux)(緑印)。19世紀ごろに人気だったネオゴシック様式のお城です。

 ここから20キロほどのところにあるのがブリサック城(Château de Brissac)です(オレンジ印)。

 別名を「ロワール川の巨人」といい、8階建てでフランスで最も高層の城だそうです。部屋の数は200室。

 こちらが現在のオーナーでブリサック侯爵。侯爵とは言っても、こうして自らお城のメンテナンスも行います。

 侯爵がお仕事に励んでいる間、案内人と奥様はリビングルームで談笑。

 お城は家族の住まいでもあります。しかし広大なお城のうち自宅として使っているのはほんの100㎡ほど。

 「お城をできるだけいい状態に維持し、次の世代に受け継ぐのが私たちのやらなくてはならないことです。そしてその間、たくさんの人たちにお城を見てもらうんです」と奥様。

 今回登場したお城のうち、ラ・ジュムリエール城は宿泊もできるようです。

 続く・・・。




******* フランス人のつぶやき *******


今日、職場である図書館から放り出された。というのも、終業時間の午後5時前に、その場でチョコバーを食べてしまったからだ。何て行儀の悪い職員なんだろう、僕は・・・[もうやだ~(悲しい顔)]

VDM(Vie de Merde)より


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