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フランスの食のお宝3 [フランスの郷土料理]

 昨日の朝の東京地方、かなりの寒さでした。どうも11月下旬の気温だったらしい。

 ほとんど室内にいて長時間外出することはないので特にこれと言って困ることはないのですが、雨続きの上にこの寒さではどうも気分が下向きになりがち。

 今日は久しぶりに日差しがあるようなのでホッとしてます。

 さて、今週はフランスの郷土料理を紹介しています。

 第三回目の今日は、バスク風鶏肉料理です。向かった先はもちろんバスク地方。

Paris_StJeanLuz.jpg



下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2017年10月12日に生放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 本日の料理を作ってくださるのは、このご夫婦、クリスティーヌさんとジャン=ミッシェルさんです。

 いつものように市場で材料を調達。

 最初に立ち寄ったのは生産者直売店。ここで鶏肉を購入。

 「2キロくらいあるので余裕で5人分の料理ができます」とクリスティーヌさん。

 次は八百屋さんへ。バスク風ソースを作るのに、玉ねぎ、にんにく、トマトが必要です。

 そして必須アイテムが唐辛子。赤と緑の二種類を使います。

 「赤唐辛子は今が旬で美味しいんですよ。それに料理の色合いが良くなりますから、これを使います」とクリスティーヌさん。

 ちなみに、この唐辛子、強い辛味はなく、むしろその香りが好まれて料理に使われるようです。

 材料が揃ったらいよいよ料理の開始です。

 ここは森の中の一軒家。ひょっとして別荘でしょうか?

 それはともかくとして、ジャン=ミッシェルさんの担当は唐辛子の種取り。

 クリスティーヌさんは鶏肉を準備します。塩・コショウしたらハーブを振りかけます。

 「まずこうしてフライパンで焼いてから、バスク風ソースで煮込みます」

 別のお鍋でそのバスク風ソースを作ります。

 まずは玉ねぎを炒め、刻んだ赤と緑の唐辛子、にんにくの順に入れます。

 そして最後に茹でたトマトを加えます。

 全体に火が通ってとろりとしてきたところで、パウダー状になったエスプレットを加えます。

 エスプレットはバスク地方特産のAOC付き唐辛子。こちらも辛味より香りがいいのが特徴です。

 これでバスク風ソースの出来上がり。これを炒めた鶏肉にかけて弱火で15分ほど煮込みます。

 いつの間にか友人の皆さんがいらっしゃってました。

 テーブルの準備ができたと同時に料理も完成。さあ、いただきましょう!

 なんていっている間にお鍋は空っぽ。美味しかったんでしょうねえ。

 最後はやっぱり歌で締め。ちゃんとコーラスになっていところがバスク地方らしいですね。

 続く・・・。



******* フランス人のつぶやき *******


今日、パパも子供達も絶対一人一つずつ骨つきもも肉が食べたいというので、鶏を二羽も買わなくてはならなかった [ちっ(怒った顔)]


VDM(Vie de Merde)より


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