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コルク栓 [ラングドック=ルシヨン地方]

 昨日は昼間っから吟醸酒の利き酒会に行ってきました。

 全国のものすごい数の吟醸酒が味わえて、おつまみと720mlの吟醸酒1本のお土産も付いています。これで一人5,000円。

 おつまみと言っても、今半の豪華なおつまみで、まるでお弁当のよう。かなりお得です。

 それに何と言っても、楽しい!

 直前に飲んだものと今飲んだもの違いくらいはわかるものの、特に日本酒に詳しいわけじゃない。

 でも、あちこちブースを回って味見するのは、やっぱり楽しい。

 製造元の方に色々質問すると教えてくれますし、集まった人たちも皆んな笑顔になっちゃうところがまたいいんですよねえ〜。

 また行きたい!

 それはさておき、本日は日本酒ではなくワインのお話です。

 ワインと言っても瓶の中に入っている液体ではなく、その液体を瓶に閉じ込めるためのコルク栓のお話。

 最近はバッグ・イン・ボックスのワインの売り上げが伸びているようですが、まだまだ瓶が主流。となるとコルク栓は欠かせません。

Paris_LeBoulou.jpg


下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2017年10月24日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 スペインまで数キロという、カニグー山の麓にある森の中。

 ここはフランスでもコルク栓製造の盛んな地域です。

 アランさんは両親の後を継いでコルク栓の製造を続けています。

 「この木は6月に収穫したばかりの木です。収穫するのは樹齢25年から30年の木です」

 どうやら木の皮を剥いでコルク栓を作るようです。

 収穫した後、また木が元に戻るのに10年から15年かかるそうです。

 収穫された木の皮は選別されます。あまり硬いのは使えません。

 次に2年ほどかけて乾燥させます。思った以上に手がかかります。

 「この辺りは空気が乾燥して風もありますから適してるんです」

 この乾燥した木の皮から型抜きされたのが、このコルク栓です。

 この段階でもう一度品質を確認し洗浄した後、文字を焼き付けます。

 マリーさんは品質のチェックを担当しています。この道20年のベテランです。見事に次から次へと使えないものを取り除いていきます。

 「うちで作ったコルクがワインの栓に使われるのは嬉しいことです」と誇らしげに話すマリーさん。

 とは言っても、生産量は多くありません。

 「確かに生産量は少ないです。でも、とても品質の良いコルク栓ですよ」とワイン農家の方。

 フランスのカタルーニャ地方で生産されるワインには、同じくカタルーニャ地方で作られるコルク栓が使われているそうです。



******* フランス人のつぶやき *******


今日、水の入ったボトルをバッグに入れた瞬間、そのフタがテーブルの上にあるのに気がついた [がく~(落胆した顔)]

VDM(Vie de Merde)より


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