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A380 [トピックニュース]

 フランス人は年間に一人8キロのバターを消費するそうです。

 8キロということは200グラムのバターなら40箱。一ヶ月に3箱余り消費することになります。かなりの量ですね。

 脂肪を取ること、すなわちコレステロール値が上がること。血液がドロドロになって血栓ができる・・・と思いがちですが、むしろ糖分の方が血液の流れを悪くすると言います。

 そしてコレステロールはホルモンを生成するという大事な役割を担っているとか。

 そう言うわけでシリコンバレーあたりでコーヒーにバターを入れて飲むのが流行ったりしたのかしらん?

 今月に入ってニュースで取り上げられるようになったフランスのバター不足は、まだまだ続いているようです。

 さて、フランス南部トゥルーズに本社のあるエアバス社。

 あの大型旅客機エアバスA380が世界の空を飛ぶようになって今年で10年になります。

Paris_Toulouse.jpg

下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局France 2で2017年10月22日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 A380が初めて商業飛行を開始したのが2007年10月25日。

 そのシンガポールからシドニーまでの空の旅は、静かで乗り心地もいいと評判でした。

 しかも500人以上もの乗客を乗せる超大型旅客機として華やかなデビューを飾りました。

 当時の受注目標は1,200機。しかし、実際はその4分の1の317機にとどまっています。

 その大きな理由は2008年のリーマン・ショックによる経済危機。航空機の利用が減少してしまいました。

 さらに大型旅客機が利用出来る空港は限られます。そのため時期によって空席が目立つ便もあります。

 また燃費の問題もあります。

 A380が一人当たり100キロ飛行するのに2.9リットルのガソリンを消費するのに対し、ライバルのボーイング787は2.36リットルですみます。

 なんだかあまり有利な条件が出てきませんね。

 しかしエアバス社は諦めていません。経済発展の目覚ましいアジア諸国や中東の湾岸諸国に目を向けています。

 「これらの市場に食い込むことができると考えています。その交通規模は10年〜15年で2倍に成長しています。となる大型旅客機の需要が見込まれます」とエアバス社の取締役。

 なるほど、A380にもまだ希望があるということか・・・。とは言うものの、来年の1月からは生産を減らす予定だそうです。

 これからは車も飛行機も電気の時代がやってきそうですし・・・。



******* フランス人のつぶやき *******


今日、飛行機に乗り込んで映画を一本見終わった。飛行機が飛び立つ前にね [ふらふら]


VDM(Vie de Merde)より


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