栗祭り [ローヌ=アルプ地方]
今週の月曜日、ストラスブールのクレベール広場に樅の木が立てられたそうです。
スノンヌの森で切り出し中に折れてしまった最初の樅の木。
どうなることかと思いましたが、ちゃんと予備の樅の木が見つかって運ばれてきたようです。その時の様子が→こちら。
なんだか枝がまばらな感じがしますが、これから色々手を入れ整形したのち、デコレーションされるようです。どんなツリーになるのか楽しみです。
さて、先週末、フランス南部アルデッシュ地方の小さな村で、栗祭りが開催されたそうです。
下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2017年10月30日に生放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばk、mらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
ヴォラーヌ川とビズ川の支流が流れる渓谷の丘にできたアントレーグ=シュル=ヴォラーヌ村(Angraigues-sur-Volane)。
色づいた木々の葉を揺らすかのように、焼き栗のパチパチはじける音が聞こえてきます。
ここは村の広場。栗は薪で大量に焼かれていました。
アルデッシュ地方の栗は、蜂蜜のブリオッシュやミルクパンのような味がすると言います。
皆さん、美味しそうに召し上がっています。
パレードも始まりました。先頭は例のコンフレリーの方々。アルデッシュの栗を広く知らしめるために様々な活動をしています。
どれも同じ栗に見えてもいくつか品種があるそうです。
「ブッシュ・ルージュと言う品種は渋皮がなくマロングラッセを作るのに向いています」と男性。
何世紀もの間、アルデッシュの人々は麦と同じように栗を挽いて粉にし、パンを作って食料にしていました。
「そのまま焼いて食べたり、ポタージュと一緒に煮て食べたりもしています」と男性。
そしてこれが栗のスープ。茹でた栗またはピュレにした栗を使って作るようです。
甘いクレープにも栗が使われています。マロンクリームのたっぷり詰まったクレープ。美味しそうですね。
そしてこの日は栗を使ったケーキのコンクールも開催されました。
審査員の皆さん、なんだかとても真剣な様子。どれも美味しそうで甲乙つけがたしですね。
今年は雨が降らず水不足で豊作というわけには行きませんでしたが、たくさんの人たちが秋の味覚を楽しんだそうです。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、生物学の授業で、青い目の両親からは青い目の子供が生まれると教わった。私の目は栗色。でも、両親の目は二人とも青・・・」
VDM(Vie de Merde)より
コメント 0