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唐辛子祭り2017 [バスク地方]

 買い物の帰りに近くの公園を横切ったところ、木々の葉っぱがだいぶ黄色に変わっていました。

 お天気のいい秋の日は、街がぐっと落ち着いた感じになります。

 もう2〜3週間もすれば落ち葉をかき分けて歩かなくてはならなくなりそうです。

 さて、先週末はフランスのバスク地方でもお祭りが開かれていました。

 こちらは、赤〜い唐辛子。

Paris_espelette.jpg


下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2017年10月30日に生放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばk、mらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 あっ、また出ました、コンフレリー。地元の特産品を広く知らしめる活動をしています。赤いガウンは唐辛子の赤でしょうね。

 10月最後の週末に毎年開催される唐辛子祭り。大勢の人で賑わっています。

 「毎年の欠かせない行事です。自分たちの作っている唐辛子が立派に見える瞬間ですよ」と生産者の方。

 その赤い唐辛子、収穫したらこうして家の軒下にぶら下げて乾燥させます。

 バスク地方独特の建物と赤い唐辛子のコラボ。これは是非ともカメラに収めなくては!

 「とても美しいですね。これぞバスク地方の唐辛子エスプレットですね」と女性。

 唐辛子は見るだけでなく買って帰ることができます。

 こうして太い糸で結わえて束になったものを購入し、家の台所やガレージで乾燥させます。

 「隙間がないようにくっつけるんです。乾燥すると縮むでしょ。縮んでも隙間がない方が見た目にキレイですからね」とお店の女性。

 お店のあちこちに唐辛子のカーテンができています。

 「乾燥すると栗のように赤茶けた色になります。そうすると料理に使えるようになります。にんにくや油によく合いますよ」と生産者の方。

 エスプレットの唐辛子はAOCとAOPの保証付き。

 その代わりきちっとしたルールのもとで栽培しなくてはなりません。

 そして、唐辛子といえばさぞかし辛いだろうと思いがちですが、辛味より香りが強いのが特徴です。

 粉、ジュレ、塩など加工品もいろいろです。

 そして驚いたことに、なんとマカロンにもエスプレットの唐辛子が入っているそうです。

 「砂糖に唐辛子か!?と思われるかもしれませんが、この組み合わせがとてもよく合うんですよ。フォワグラを中に挟んでも美味しいですよ」とお店の方。

 秋口はお天気がちょと大変でしたが、唐辛子の収穫には影響なし。今年もよく育ってくれたそうです。



******* フランス人のつぶやき *******


今日、同居人がいたずらして香辛料のラベルを貼り替えた。おかげで、シナモン風味のリンゴのタルトが、唐辛子風味のりんごのタルトになってしまった[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より


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