カメラが取り持つ縁 [トピックニュース]
野菜の値段、高いですねえ〜。びっくりです。
お店によってはホウレン草なんかひと束で300円近くしてます。ちょっと前までは100〜130円くらいで売られていたのに・・・。
野菜を食べないわけにはいかないのでしぶしぶ買って食べています。
特にニンジンは安くて買いやすい。たくさん買ってきてサラダにして食べています。
スライサーで千切りにして、みじん切りのパセリを加え、フレンチドレッシング(+オレンジジュース)で和えます。これが美味しくていくらでも食べられます。
しかし、ニンジン嫌いの人にとっては地獄のような食べ物(らしい)。あんなに美味しいのに・・・。
さて、本日は、写真がきっかけで赤の他人がお友達になるというお話です。
これだけなら別に珍しい話じゃない、ネット社会の現代ならそこいらじゅうに転がっている。
しかし、今回のは、何か運命の糸に操られたような、不思議なお話なのです。

下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局France 2で2017年11月25日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
ビデオ通話を楽しんでいるこのお二人、住んでいるところも国籍も異なる外国人同士。
それがどういうわけか、こうして楽しくおしゃべりする仲になってしまいました。
それもこれもこの古いカメラのおかげなのです。
ここはモスクワの蚤の市。
数ヶ月前、マルセイユからやってきた写真家のエリザベトさんは、この蚤の市で一台の古いカメラを購入します。
フランスに戻ってきてから中を開けてみると、フィルムが残ったままになっていました。
「現像してプリントしてみると最初にこれが出来上がってきたんです。で、これらの写真は私のものではないから、この子のところに戻さなくてはと思ったんです」
ちょっとお茶目な男の子の写った写真は一枚だけではありませんでした。
背中にランドセルのようなものを背負って、手には花束が握られています。
同い年と思われる周りの子達も同じような姿。これは小学校の入学式の写真に違いない。
そして、こんなプライベートな写真もありました。ソ連時代末期と思しき市民の生活がうかがわれます。
これはやはり持ち主に返したい!となりますよねえ。
そこでエリザベトさん、ソーシャルネットワークに写真をアップします。ロシアのメディアにも写真を送りました。
「見つかるチャンスは限りなくゼロでしたが、やってみるだけやってみようと思いました」
そして1ヶ月後、ある女性がこの写真を見て、男の子に気づいてくれました。
その男の子がこの男性ドミトリーさんです。お年は33歳。どことなく写真の面影があります。
「これまで奇跡なんてあるわけないと思ってきました。でも、次々と偶然が重なって起きた今回のことは、まるでクリスマスのお話のようです。おかげで奇蹟を信じるようになりましたよ」とドミトリーさん。
エリザベトさんは近いうちにモスクワへ行ってドミトリーさんに直接写真を手渡すことにしているそうです。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、14歳になる娘が、学校で撮ってもらった自分の写真がとても気に入ったらしく、こんなことを言った。『もし私が誘拐されたら、この写真をテレビで使ってね』」
VDM(Vie de Merde)より
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