食のテーマパーク [イタリア]
2017年の政治ユーモア大賞が、元フランス大統領フランソワ・オランドさんに授与されたそうです。もちろんフランス国内でのお話です。
「私の大統領としての業績およびその “作品” に対して賞をいただいたようですが、私の作品はまだ完成してないのでして・・・」とジョークを飛ばしながら授賞式で挨拶をしたそうです。
元カノのセゴレーヌ・ロワイヤルやヴァレリー・トリールヴァイレール、今カノの女優ジュリー・ガイエなど、どうしてこうも次から次へと女性がそばに現れるのかなと不思議だったのですが、どうもこのユーモアのセンスなのではなかろうかと思い始めました。
それにしても、授賞式の映像を見るとさらに丸みが増したような・・・。
さて、先月、イタリアのボローニャに巨大な食のテーマパークFICO Eataly Worldが誕生したそうです。
一体どんなところなんでしょう?
下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局France 2で2017年11月29日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
こちらがそのテーマパーク。広さは4ヘクタール。サッカー場15個分もの広さです。
中を見て回るのに便利なのがこの自転車。前と後ろにカゴが付いています。
このイタリア人カップルと一緒に中に入ってみましょう。
まず立ち寄ったのがパルミジャーノ・レッジャーノのお店。
「このチーズは牛乳から作られています。これは3年熟成させたものです」とお店の方。
「う〜ん、美味しいね」と男性。
「このテーマパークは、我々のような生産者にとってはショーウィンドウみたいなものなんです。ここなら広くイタリアの美食を体験できますよ」
イタリアの特産品を売るお店を始め、それを食べることのできる飲食店、さらには作り方を教えてくれる教室まであります。
ここでは生徒さんたちがナポリ風ピッッアの作り方を教わっています。
「ピッツアは愛なんですよ。洗練された愛、大きな愛です。私たちはそれを世界に広げたいんです」と熱く語る先生のパオロさん。
まず、トマトソースにモッツァレラチーズとバジルを乗せた基本的なピッツアを作ります。
「ピッツアの歴史を学んだり、トマトやバジルの香りや生地の作り方を教えてもらったり、面白いですよ」と生徒の一人。
イタリアといえばこれ、ジェラートも忘れてはいけません。
「質の良い材料を使って作られたのが本物の美味しいジェラートなんです」とアイスクリーム職人のマルコさん。
高級そうなジェラートがウィンドウに並びます。
自転車で散策中のあのカップル、今度はパスタの作り方を教えてもらいます。
このテーマパークなら美味しいものをたらふく食べながら、イタリア料理も学んで帰れそうです。
年間、600万人の来場者を見込んでいるそうです。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、一年のイタリア滞在を終えてフランスに帰国することになった。荷物をスーツケースに詰め込んでやっとの思いで閉めた。ほっとしてその上に座った途端、スーツケースが爆発した」
VDM(Vie de Merde)より
コメント 0