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30ユーロで晩ご飯3 [お料理実践編]

 月曜日は恒例の節約ご馳走シリーズ。

 今回は、なんとミシュラン三ツ星シェフが作ってくれます。

 30ユーロでどんな料理を作ってくれるのでしょう?楽しみ!

Paris_Vonnas.jpg


下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2017年9月23日に生放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 革ジャンにブルーのスカーフ姿のこの方が三ツ星シェフのジョルジュ・ブランさん。

 なんと36年前からずっと三ツ星を維持。フランスグルメ界の人間国宝みたいな方です。

 では、恐縮ですが、30ユーロをお渡して本日の献立をお願いしましょう。

 まずはレストランのあるヴォナから16キロほどのところにあるブール=カン=ブレスの市場へ買い出しに。

 シェフはこの町で生まれたそうです。

 「ブレス産の鶏がいますよ。足がブルー、羽が白、トサカが赤で、トリコロールです」とシェフ。

 ブレス産の鶏は知っていましたが、フランスの国旗と同じトリコロールになっているとは気づきませんでした。

 「ブレス産の鶏はAOC付きで品質が保証されています。いい鶏肉ですよ」とシェフ。

 というわけで、メイン料理はどうやら鶏肉料理のようです。

 重量が軽めでお値段も安めの雌鶏を選びました。お値段は15.85ユーロ。残りは14.15ユーロです。

 八百屋さんの店先に並ぶ野菜を見て、付け合わせはカボチャのグラタンに決定。

 「今が旬ですし、地元産の野菜ですからね」とシェフ。

 カボチャと生クリームを購入。そしてニンニクもお忘れなく。残りは10.85ユーロ。

 次は前菜用に玉子とジロール茸を買います。ついでにバジルもひと束。

 で、残り6.65ユーロでデザート用の果物、ネクターリンと木苺を購入。

 それでもまだ2.65ユーロ残りました。

 さあ、レストランの厨房で調理開始です。

 バジルはオリーブ油と一緒にミキサーにかけます。これを少しずつ加えながらマヨネーズソースを作ります。

 玉子はポーチドエッグに、ジロール茸は炒めます。これをお皿に盛り付けると前菜の出来上がり。

 鶏はオーブンで45分間焼きます。

 カボチャは茹でたら水分をよく切って潰し、ナツメグで香りをつけます。残った玉子を生クリームと混ぜてカボチャの上にかけたらオーブンで焼きます。

 これでメイン料理も出来上がり。

 最後はデザート。木苺はソース状にして、スライスしたネクタリンの上にかけます。白いつぶつぶのメレンゲをのせたら出来上がり。

 4人分で費用は27.35ユーロ(約3,600円)。一人当たり900円の晩ご飯です。

 ワインは自前でお願いします!


******* フランス人のつぶやき *******

今日、彼と星付きレストランでお食事。お店の人も親切で雰囲気も高級感もパーフェクト。だた問題なのは私のお尻。お店の肘付き椅子に収まりきらないみたい・・・

VDM(Vie de Merde)より



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コメント 2

管理人

愛らしくて素敵なつぶやき!
by 管理人 (2017-12-11 20:34) 

carotte

管理人さん
愛は体重の問題じゃないですからねえ〜。
肘のない椅子を用意してもらえばオッケーです。^^
by carotte (2017-12-13 14:40) 

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