30ユーロで晩ご飯5 [お料理実践編]
月曜日は恒例の節約晩ご飯。
クリスマスの今日は、クリスマスディナーを作ってもらいます。
もちろん、予算は4人分で30ユーロ。
下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2017年12月16日に生放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
今日は、レストランLa Table d’Olivierのシェフ、オリヴィエさんがチャレンジしてくれます。
まずは30ユーロを手に材料の調達から。
いつものようにスーパーではなく新鮮な食材が手にはいる市場で揃えます。
最初に向かったのは顔なじみの八百屋さん。前菜とメイン料理の付け合わせになる野菜を探しています。
目に留まったのがこのキクイモ。これと、他にも幾つか冬の野菜を購入。
さらにデザート用にオレンジなどの柑橘類も一緒に買います。
野菜と果物で6ユーロ。残りは24.00ユーロ。
次の売り場へ向かう途中でクルミを入手。何に使うんでしょう?デザートかしら?
これが1ユーロ。残り23.00ユーロを持ってこちらのお店へ。
この縞模様の野菜はかぼちゃの一種でバターナッツと言います。
「ピュレやヴルテにして使うと美味しいんです。デザートにも使えますよ。重宝するスーパー野菜です」とシェフ。
これが2ユーロ。残りは21.00ユーロでまだまだ余裕です。
とは言っても、メイン料理の食材はまだ揃っていません。これからが本番です。
向かったのはお肉屋さん。鶏肉を買ったようです。8.50ユーロとそれなりのお値段。残りは12.50ユーロ。
買い物はこれで終わりではありません。次に向かったのは・・・フォワグラ特設販売所。
なんだか長い列ができています。年末のご馳走と言えばフォワグラですもんね。皆んなが手に入れたい食材です。
合図とともに扉が開いて順に入場します。やっと順番が回ってきました。入念にチェックして一枚購入。
さすがに12ユーロとお高い!残ったのは0.50ユーロ。ギリギリセーフです。
材料はこれで全部揃いました。では厨房で調理開始!
フォワグラは一口大に切ってフライパンでこんがり焼きます。
アーティチョークとラディッシュを薄くスライスしてお皿に盛り付けます。よく見ると黄色い小さなお花も飾ってあります。
次は鶏肉。バターとバイヨンヌ地方の生ハムを混ぜたものを、鶏肉でロール巻きにします。
これを沸騰させたお湯で7分ほど茹でます。
デザートは柑橘類のカルパッチョ。レモンのコンフィの上にオレンジと色違いのグレープフルーツをのせたもの。ホイップクリームが可愛いですね。
フォワグラはソースをかけて完成です。これが前菜。
クルミはメインの鶏料理に使われていました。
見た目も美しい、クリスマスにふさわしい華やかなディナーの出来上がりです。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、子供たちに、もう直ぐ弟か妹が出来るぞと言った。さぞかし驚くだろうと思ったら、上の子が言った。『なあ〜んだ、そんなことか、つまらねえな。てっきりマクドナルドでディナーかと思った』」
VDM(Vie de Merde)より
コメント 0