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モンベントー [メイド・イン・フランス]

 フランスは今週月曜日から水曜日くらいまで、北の高気圧、南の低気圧の間で、全国的に降雪に見舞われているようです。

 当然、気温もぐっと下がるとか。あちこち寒くてどうにもなりません。

 さて、4年くらい前にフランスでも弁当が普及し始めたと話題を紹介したことがあります。

 当時、弁当箱はほとんどが日本からの輸入だったのですが、いよいよ自前で作り始めたようです。

Paris_ClermontF.jpg


下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2018年2月2日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 「これ、なんだと思います?」とリポーター。

 「玉子入れ?」

 「メイキャップボックスかしら?」

 「電話用のボックスじゃないの?」

 そのどれでもありません!

 これは、オーヴェルニュ地方の会社Monbentoが製造した、食べ物を入れるボックスです。電子レンジに入れて温めることもできます。

 日本人ならすぐに弁当箱だとわかりますが、まだそこまでは普及してないのか・・・。

 Monbento(モンベントー)は “私の弁当” という意味。

 1000年以上も前に生まれたという日本の伝統的な弁当箱を少しモダンにして様々な弁当箱を作ってきました。

 山岳地帯を車で走っている時に、この弁当箱を思いついたとか言ってますが、日本製のパクリにしか見えませんよねえ〜。

 とは言うものの、映画「ブレードランナー2049」の主人公に扮したライアン・ゴズリングの傍らにはMonbento社の弁当箱が使われました。

 好きな色を自由に組み合わせたり、好きな模様を入れたりすることができます。そして、中国や日本でも売られているそうです。

 個々のニーズに合わせてカスタマイズできるというのがこの会社のトレードマークになっています。

 「自分のお金をちょっとおしゃれなものに使いたいという若者が増えてきました。それにフランス製というのも価値を高めていると思います」と会社のデザイナー兼共同設立者。

 そしてこちらのお店では、使い捨てのパックはやめて、Monbento社製の弁当箱を使っています。

 お弁当は一つ12.90ユーロ。日本の相場からするとちょっと高いですね。

 空になった弁当箱は回収してまた使用するそうです。

 「これなら無駄のないバランスの良い食事ができますし、ゴミも出ません。ベントーはとても良いと思います」と女性。

 Monbent会社はさらに市場の拡大を狙って、高級弁当箱の製造を始めました。

 こちらはブナの木を使った弁当箱です。

 ブナはシェフに人気の木材。料理の小物などに使われているそうです。お値段は99ユーロ(約1,360円)。

 ちなみに普通の弁当箱は35〜40ユーロ。日本でも手に入るようですが、ご覧の通りのお値段。びっくり。



******* フランス人のつぶやき *******

今日、義理の母に言った。『寒さはどおってことないんですが、暑いのがどうも耐えられませんよ』すると義理の母が言った。『ああ、そりゃそうね。脂肪のせいだわ』

VDM(Vie de Merde)より



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