ミモザの道 [コート・ダジュール地方]
マントンのレモン祭り、確かにインドインドしてます。→こちら。
空は青空。オレンジとレモンでできたタジマハルもありました。
さて今日は、寒い冬を吹き飛ばしてくれるミモザの道を散策してみましょう。
もちろん、ミモザの道はコート・ダジュール地方にあります。

下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2018年2月16日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
スタートはマンドリュー=ラ=ナプール(Mandelieu-la-Napoule)(青印)の丘の上。
道の両脇にミモザが咲いています。その間から雪を頂くアルプスの山々が見えます。
「この風景を見たらどういったらいいか・・・。美しい上にいい香りがします。ただただ素晴らしいです」と女性。
「ミモザの香りは子供の頃を思い起こさせます。プルーストのマドレーヌと同じですよ」と別の女性。
「これがコート・ダジュール名物のミモザです。でも元々はここになかった花です。19世紀にオーストラリアから持ち込まれたんです」とガイドさん。
これ全部が野生だそうです。
今度は車でちょっと遠くまで行ってみましょう。車道の脇にもたくさんのミモザ。
そしてここはタヌロン(Tanneron)(赤印)。ものすごい数のミモザが群生しています。
ここはミモザの栽培農家。
これだけの農園があるというのは、それだけ需要があるということですね。南仏のカーニバルには必ずこの花が使われます。
ここは4世代に渡ってミモザを栽培してきたそうです。収穫の作業もなかなか大変です。
収穫された花は作業場に運ばれます。ここでは商品として使えるようにひと枝ひと枝整えていきます。
それにしてもこの女性の声、個性的。アニメの声優さんみたいですねえ〜。
それはともかく、こうして作られたブーケはイタリアやオランダにも輸出されるそうです。
そのブーケをいただいて、旅を続けましょう。
途中、眺めのいい丘でしばし南仏の風景を楽しんでいると、ミツバチがやってきました。
「雪山とミモザの組み合わせ、素敵でしょう!」と女性。
ミモザ畑を見ながら車は香水で知られるグラース(Grasse)(緑印)へと向かいます。
こちらは香水を作っている工房です。当然、ミモザの香水もあります。
ミモザって可愛い!と思いつつ、なんとなく、あっ、マスクしなきゃって思ってしまいます。
どうもこの黄色い球体が巨大な花粉に見えてしまうんですよね。
******* フランス人のつぶやき *******
「バレンタインデーの今日、彼女に香水、本、シャンパン、そして寿司をプレゼントした。なのに彼女からは何の反応もなかった。フェイスブックではあちこち「いいね!」をクリックしているのに・・・」
VDM(Vie de Merde)より
コートダジュール、やっぱりあったかいんですねー
庭にミモザ植わっているのですが、まだまだ蕾です。
でも、ここ最近でちょっと大きくなった気がします。
やっぱり春は近づいているんでしょうか。
しかし、ミモザってかわいいかたちで春らしい素敵な色ですね。
by nicolas (2018-02-21 16:38)
nicolasさん
お庭にミモザがありましたか!これから開花するのが楽しみですね。黄色い花が咲くとパッと明るくなりますね。
コート・ダジュールは他の地域に比べると冬は格段に暖かいみたいです。でも今は、モスクワからの大寒波で雪だそうですよ。
by carotte (2018-02-28 11:04)