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寒波モスクワーパリ [トピックニュース]

 風邪で熱と関節の痛みに耐えながら寝ていると、どういうわけだか仕事の夢を見てうなされる始末。ああ、情けなし。

 普通に暮らしているときは仕事の夢でうなされた経験もないのに、どうしてこんな時だけ?

 それはさておき、少し加減がよくなってお昼を食べながらBSを見ていたら、古いフランス映画をやっていました。

 ジャン・ギャバン主演の「ヘッドライト」(1955年)。

 ジャン・ギャバン扮する主人公の長距離トラックの運転手のジャンが、一仕事を終えてパリの下町にある自宅に戻ってきます。

 特に歓迎されるわけでもなく、夫婦のギクシャクした冷たい会話が始まります。

 それはいいのですが、そのやりとりの最中に、ジャンが戸棚からバゲット、バター、チーズをテーブルの上に取り出し、まず、バゲットをナイフで20センチくらいの長さに切り取り、それに横から切れ目を入れて、山盛りのバターをドバーッと塗り込んだかと思ったら、今度はソフトタイプのチーズをザクッとナイフで切り取りそのままそれを同じところにまたドバーッと広げるんですよ。

 あのバターとチーズの使い方はすごい。日本人にはできない芸当です。

 さて、今週末あたりからフランスはまた大寒気団に見舞われるそうです。

Paris_Paris.jpg


下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2018年2月22日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 こちらは雪と氷のモスクワ、そしてこちらが現在のパリ。

 今週末はパリもモスクワと同じくらい寒くなるとか。

 モスクワ上空の寒気を連れた高気圧がフランスまで降りてくるらしい。この感じからして、ヨーロッパの一部を除いてほとんどがこの寒波にすっぽり覆われてしまいそうです。

 この現象、そう度々は起こらないようですが、専門家の間ではよく知られています。

 「この高気圧が寒気を連れてフランスまでやってくるため、この寒波のことを “モスクワーパリ” と呼んでいます。ですから今週末は寒さに拍車がかかり凍りつくような寒さになります」と専門家。

 予報によれば気温は−5℃、風があるため体感温度は−11℃にもなるようです。

 風の速度が上がるにつれ体感温度はどんどん下がっていきます。

 この方はかつて南極探検隊に同行したお医者さん。この現象をよくご存知です。

 「向こう側とこちら側は同じ気温ですが、一度風が吹くと、これだけ装備していてもすぐに体温が奪われ寒く感じるんです」と先生。

 週末のパリはどんな姿になっているのか・・・。


******* フランス人のつぶやき *******

今日、雪が降って凍るような寒さの中歩いていると、元カノが新しいボーイフレンドを連れてやってくるのに出くわした。できるだけ威厳を保って歩こうとしたのに、滑って転んでそいつの足元にひれ伏した [ふらふら]

VDM(Vie de Merde)より



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