30ユーロで晩ご飯14 [お料理実践編]
月曜日は恒例の30ユーロで晩ご飯。
限られた予算でフルメニュー(前菜+メイン+デザート)の晩ご飯4人分を作るというチャレンジ番組です。
今回チャレンジしてくれるのはフランスの男優ジュリアン・ボワスリエ(Julien Boisselier)さん。
パリの演劇学校で舞台演劇を学び、テレビドラマ、映画、舞台と活躍の場を広げています。
日本で公開された「メトロで恋して」(2005年)に主演。「シェフ! 〜三ツ星レストランの舞台裏へようこそ〜」(2012年)にも主要人物の一人として出演しています。
ジュリアンさん、どんな晩ご飯を作ってくれるんでしょうか?
下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2018年2月17日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
ここはジュリアンさんのご自宅のあるペルシュ地方の町。
早速30ユーロを渡して食材を揃えていただきましょう。
ジュリアンさん、友人が訪ねて来た時は料理を作ってもてなすそうです。それに家族のために作ったりすることもあるとか。お料理好きのようです。
まず最初に向かったのが八百屋さん。八百屋のおじさんとも顔見知り。
ここでは、白ニンジンとフダンソウを購入。白ニンジンは前菜用、フダンソウはメイン料理に使います。お値段は8.69ユーロで、残りは21.31ユーロ。
そしてこちらのお店では0.50ユーロのズッキーニを買いました。残りは20.81ユーロ。
次にやってきたのがチーズ屋さん。エメンタールチーズとヤギのチーズを買いました。合計で8.35ユーロ、残りは12.46ユーロ。
次はスーパーで、デザートのガトーショコラの材料を7.25ユーロで入手。残りは5.21ユーロ。
最後にメイン料理に使う豚の脂身肉を買いました。これが2.42ユーロ。
まだ2.79ユーロが残っていますが、買い物はこれで終了。
さあ、次はジュリアンさんのご自宅のキッチンで料理開始!
まずは、白ニンジンの皮をむいてざく切りにしたら茹でてミキサーにかけます。
リポーターさんが鍋で作っているのはベシャメルソース。そこにエメンタールチーズをおろし入れます。
これを、茹でたフダンソウと豚の脂身肉を入れたグラタン皿に注ぎ入れオーブンで焼きます。
これがメイン料理の “フダンソウと豚の脂身肉のグラタン”。
先ほどミキサーにかけてドロドロになった白ニンジンはボールに入れてヤギのチーズをおろし入れます。
これが前菜の “白ニンジンのヴルテ” 。
最後にデザートのガトーショコラに取り掛かります。なんと薄くスライスしたズッキーニとチョコレートを混ぜ生地を作ります。
「薄くスライスしたズッキーニは砂糖によく合うんです。作っているうちにズッキーニの味が消えて、その繊維だけが残ります」とジュリアンさん。
さあ、これで晩ご飯の完成です。リポーターさん、白ニンジンのヴルテがいたくお気に入りのようです。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、大好きな俳優さんが出ていたドラマシリーズを全巻揃えて買って帰った。早速家で見てみると、第2話が始まって間もなく、その俳優さんは死んでしまった」
VDM(Vie de Merde)より
コメント 0