30ユーロで晩ご飯15 [お料理実践編]
買い物のついでに近くの公園の梅園を通ったところ、半分以上の梅の花が散り始めてました。
水戸の偕楽園は今が見頃とニュースで言ってましたが、わが方の梅は5月の実りへといち早く歩を進めたようです。
さて、月曜日は恒例の節約晩ご飯チャレンジシリーズ。
30ユーロで4人分のフルメニュー(前菜+メイン+デザート)の晩ご飯を作ります。
今回チャレンジしてくれるのは料理専門の記者。どんな晩ご飯を作ってくれるんでしょう?

下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2018年2月24日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
こちらの女性がその記者ぺぺさんです。フランスでは有名人。
いつものように30ユーロを渡して食材を揃えてもらいます。
まずは前菜用にマッシュルームを買いましょう。立派なマッシュルームですねえ〜。4人分で3.34ユーロ、残りは26.66ユーロ。
次はメイン料理に使うアンディヴ(日本ではベルギーチコリ)を4人分で2.66ユーロ。残りは24.22ユーロ。
さらに、何に使うのか不明ですが、白ニンジンを2本買います。
前回にも登場した白ニンジン。山羊のチーズを加えたヴルテが美味しそうでした。今回はどんな料理になって登場するのやら・・・。
それはともかく、この白ニンジンを2本で1.35ユーロ。残りは22.65ユーロ。
このお店、生産者の直売店だそうです。どうやらぺぺさんは常連客のよう。
おっと、デザートに使うりんごを忘れてはいけません。
すでにどんなデザートになるのかぺぺさんの頭の中では出来上がっているようです。このりんごが4つで1.50ユーロ、残りは21.15ユーロ。
次はチーズ。北フランスを代表するウォッシュ系のマロワルチーズ。かなり強烈な香りがします。これが4.50ユーロで残りは16.65ユーロ。
次にやってきたのがお肉屋さん。七面鳥の胸肉を買おうとしているようですが、1キロで13.90ユーロ。予算的に厳しい・・・。
結局、交渉の末に3枚を8.85ユーロで購入。残りは7.50ユーロ。
最後は胸肉を煮るためのビールとデザート用にブラウン・シュガーを買います。これが7.50ユーロで、なんと残りはゼロ!うまいこと買い揃えました。
では調理に取り掛かりましょう。
こちらは前菜。マッシュルームの詰め物料理です。詰め物には白ニンジンが入っているようですが他にも何か加わっているような・・・とにかくこれをオーブンに入れて焼き上げます。
その間にアンディヴを茹で、シコレと呼ばれるコーヒーのような飲み物をかけて味をつけておきます。これはメイン料理の付け合わせ。
メインは七面鳥の胸肉料理。塩・コショウしたらフライパンで両面を焼き、ビールを注ぎ入れ、スライスしたマロワルチーズをのせて煮込みます。
そして最後はデザート。リンゴの芯を取り、そこにカランバール(市販のキャラメル)を入れます。これをオーブンで焼いたら、生クリームをかけて出来上がり。
4人分できっちり30ユーロの晩ご飯でした。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、家族で手分けしてカランバールのタルトを作ることになった。ママが生地を作り、お姉ちゃんがカランバールを溶かし、お兄ちゃんがカランバールの包み紙に書かれてある笑い話を読む。そして私が笑う
」
![[わーい(嬉しい顔)]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/140.gif)
VDM(Vie de Merde)より
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