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グリュイエール [スイス]

 グリュイエールと言えばスイスの有名なチーズですが、どのあたりで生産されているかをご存知の方は少ないかもしれません。

 今日はその自然に恵まれた地域を訪ねてみましょう。

Suisse_Gryuiere.jpg



下記の写真をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2018年3月9日に放送)(今回はビデオを埋め込むことができませんでした。写真をクリックすると新しいウィンドウが開いてビデオを見ることができます)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 東京は来週には桜が咲いて早春を迎えますが、スイスはまだまだこの通り雪山。

 その雪山へと向かうのがこの登山電車。125年も前からレールの上を走り続けています。

 電車の先頭にはスキー板を乗せた車両がくっついていましたが、この電車で標高2000メートル以上の山まで上がっていきます。

 ここはグリュイエール・ペイ=ダンオー自然公園。眼下にはレマン湖が見えます。いい眺めですねえ〜。

 そしてここが終点。あたり一面が銀世界。まだまだ冬です。

 スキーで滑り降りるのかと思ったら、こちらの方々はスノートレッキングに出発です。

 美しい風景を眺めながらの雪山散策のゴールはここ。フォンデュをいただきます。

 グリュイエールチーズとヴァシュラン・フリブルジョワチーズの2種類を使ったフォンデュ。白ワインやお酒も入っているので身体が温まりそうです。

 1000年以上も前からスイスで作られ続けてきたグリュイエールチーズ。スイスで最初にAOPを獲得したのがこのチーズでした。

 「ここは小さな集落ですが、フランスだけでなく世界にも知られる質の良い高級チーズを生産していることは大きな誇りです」と生産者のパスカルさん。

 熟成室を見学したら、当然、試食タイムもあります。クルミの香りと少しスモークしたような味のするチーズ。

 「フランスのチーズとはまた違いますね。こっちの方がコクがあります」と男性。

 17世紀、チーズの黄金期にこの地域の村々は繁栄を遂げました。その名残がこの木造建築。

 「これはこの地域独特の建物です。ファサードには、この家に住むことになる家族への祝福の印が残されています」

 よくよく見ると細かな装飾が施されています。

 この中の小さなアトリエで作品を作っているのがイヴェットさんです。

 何を作っているかというと・・・切り絵。これは大作ですね。もうかれこれ15年前から創作を始めたそうです。

 家族で囲むテーブルにもやっぱりチーズが欠かせません。

 テーブルの上には興味深い器具があります。どうもあの鉄板の上でチーズ溶かしているような・・・。

 とろりと溶けたところでジャガイモやキノコと一緒に食べるんでしょうね。美味しそう。


******* フランス人のつぶやき *******

今日、チーズ店に女性客がやってきて言った。『チーズの中にミルクが入っているのかしら?』

VDM(Vie de Merde)より



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