可動橋 [ポワトゥー=シャラント地方]
昨晩、Googleマップで検索できなくなり、自分のパソコンの問題かなと思っていたら、Googleマップに障害が起きていたようです。
いつも欠かさず使っているので、急に不具合が出ると不便ですね。
でも、考えてみると昔は紙の地図を開いて自分の目で探さなくてはならなかったんですよね。しかも、逐一アップデートされるわけじゃない。
Googleマップなら新しい情報がすぐに追加されるので探すのも楽です。
さて今日は橋のお話。
大きな船舶が通る時に真ん中から二つに割れて、ぱかっとハの字型に開くのが跳ね橋ですが、こんな橋もあるそうです。
下記のウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局France 3で2018年3月16日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
ここはボルドーを流れるガロンヌ川にかかるジャック=シャバン=デルマ橋。
今からちょうど5年前の3月16日に開通しました。なんだか未来風の橋ですね。
開通以来、利用者の数は右肩上がり。
徒歩で渡る人たちもいます。橋の長さは575メートル。
「歩行者専用道路がありますから、のんびり歩くことができます」と女性。
そして自転車で渡る人たちもいます。その数、1日で1,800台ほど。
「職場に行くのに早くて便利なので利用してます」と女性。
これは開通した日の映像です。完成までに2年かかりました。
新しい橋を体験しようと大勢の人たちがやってきたようです。夜には花火も上がりました。
そしてこの橋の特徴がこれ。下を船が通過するときは橋全体が上へと移動します。迫力ありますね。
「うまく稼動してますよ。去年の橋の移動回数は114回、通過した船の数は68隻。事故は一度も起きてません」とボルドー市の助役さん。
帆船や豪華客船が通って行ったようです。
橋の利用で最も多いのが車。1日で29,000台が通ります。
近くのピエール橋が閉鎖されたため、予定より多くの車が利用するようになりました。
「あの橋が閉鎖になりましたからね。この橋があってよかったですよ」と男性。
「ここを通る以外、他に方法がありません。ごめんなさい、信号が青なんで行きますよ」と女性。
これだけの車が通行している橋なのに、船が通るからと遮断したらちょっと面倒なことになりそうな・・・。
しかし、一年で114回移動したということは、ざっと3日に1回しか移動しないということになりますね。
それならどうということはないかもしれません。
こうして遠くから橋を見ていると、4つの高層ビルをつなぐように橋が架けてあるように見えます。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、家に知らない人が二人でやってきて、家のプールを使ってもいいかと聞いてきた。二人はGoogleマップであらかじめ調べてきたらしい」
VDM(Vie de Merde)より
2018-03-17 00:00
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