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30ユーロで晩ご飯16 [お料理実践編]

 月曜日は恒例の節約晩ご飯チャレンジシリーズ。

 30ユーロで4人分のフルメニューのディナー(前菜+メイン+デザート)を様々な方にお願いして作ってもらいます。

 今回チャレンジしてくれるのは、パリで最も古いお菓子屋さんストレー(Stohrer)のシェフ・パティシエ。

 どんな料理を作ってくれるんでしょうか?

Paris_Paris.jpg



下記のウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2018年3月3日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 この方がそのシェフ・パティシエのジェフレーさんです。

 ストレーは、ルイ15世のパティシエを務めたニコラ・ストレールが1730年に創業したお店です。

 ジェフレーさんの作っていたお菓子、美味しそうですね。焦げたお砂糖の匂いが漂ってきそう。

 とは言っても、今日はお菓子ではなくお食事を作っていただきます。

 早速、30ユーロを渡して材料を揃えてもらいましょう。

 まず向かったのは八百屋さん。前菜はサラダのようです。マーシュ、ブロッコリー、コリアンダー、さらにキャベツにニンニク。これでサラダの分が揃いました。

 「僕の母の作るキッシュは世界一美味しいんですよ。今日はそれを作ろうかと思います」とシェフ。

 ということはメインはほうれん草のキッシュ。追加でほうれん草も購入。

 因みに、フランスではほうれん草は株で売ってないですね。こんな風にバラバラにして売ってます。

 これで八百屋さんでの買い物は終了。締めて11.22ユーロで、残りは18.78ユーロ。

 次に向かったのは乳製品のお店。キッシュに使う玉子と生クリームを買います。これが5.80ユーロで、残りは12.98ユーロ。

 キッシュにはベーコンも必要です。これが3.78ユーロ。残りは9.20ユーロ。

 最後はデザート。ライムクリームのタルトとかなんとかシェフがおっしゃてるようですが・・・。

 とにかくライム3個を2.10ユーロで、さらにかぼちゃの種を1.32ユーロ分購入。

 残り5.78ユーロを持って、お店に戻ります。

 そのお店で、5.50ユーロを払ってパイ生地とメレンゲを手に入れました。残りはわずかに0.28ユーロでセーフ!

 では調理に取り掛かりましょう。

 まずは前菜のサラダ。緑の野菜を全部混ぜ合わせ、キャベツはマリネします。ビネグレットソースにライムとニンニクを下ろして加えたら、サラダ全体に混ぜ合わせ、最後にかぼちゃの種をトッピング。

 次はキッシュ。パイ生地を伸ばし型に広げたら、先に一度焼きます。こうするとカリッとした仕上がりになるそうです。

 中に詰める具を用意しましょう。ベーコンをバターで炒めたら、ほうれん草も同じように炒めます。

 これを先ほどの焼いた生地にのせ、玉子と生クリームを合わせたものを注ぎ入れオーブンで焼きます。

 最後にデザート。鍋にライム、砂糖、玉子を入れ素早くかき混ぜながら火を通したらライムクリームの出来上がり。

 次に小麦粉、砂糖、バターでクランブル生地を作ります。

 ガラスの器にクランブル、ライムクリーム、崩したメレンゲの順に入れ、ライムの果肉と皮をトッピングしたら完成です。

 形は違っていても、確かにこれはライムクリームのタルトですね。

 こうして今回も4人分の晩ご飯が無事に出来上がりました。


******* フランス人のつぶやき *******

今日、1日かけて紙で偽のベーコンを作った。なぜなら、彼がカーニバルで巨大なキッシュに変装するからだ[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より



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