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週末は・・・ [コート・ダジュール地方]

 今日から4月。月が変わるとなんとなくしゃんとしなくちゃ!と言う気分になります。

 どうしてでしょう???一から出直しみたいな気分になるからなのか・・・。

 さて、日曜日恒例の週末旅は放送がなかったので、今日はコート・ダジュールの美しい風景を求めてアンティーブ(Antibes)を訪ねてみることにしましょう。

Paris_Antibes.jpg




下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2018年3月22日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 これはジャン・ジレッタ(Jean Gilletta)(1856 - 1833年)の撮影したアンティーブ。城壁に囲まれているのがよくわかります。

 いつ頃の写真?100年くらい前のものだそうです。

 因みにジャン・ジレッタは写真家で、コート・ダジュールやリヴィエラ海岸を撮影していました。

 積み木を積み上げたような家々の並ぶアンティーブの向こうには、雪をかぶったフランス・アルプスの山々が見えています。

 コート・ダジュールならではの風景です。

 時代を感じさせる白黒写真、小さな湾の向こうに見えているのがアンティーブ?半島が海にせり出しています。

 そして現在ここにお住いのベアトリスさん、バルコニーの向こうには地中海が広がっています。

 毎日こんな風景が眺められるなんで羨ましい。夏のバカンスの時期には海にヨットが何隻も浮いているそうです。

 「近くにグリマルディ城もありますから毎日がドラマを見ているようです」とベアトリスさん。

 城壁に守られた街中に行ってみましょう。ここは市場。野菜や果物に混じってあのミモザも売られていました。

 そしてこちらはアンティーブのサフラニエ界隈で生まれたベルナールさん、82歳。

 ここで小さな博物館を開いています。20世紀の街の歴史がわかるようになっています。

 「アンティーブにある3つ界隈の歴史がわかるように展示してあります」とベルナールさん。

 時の流れとともに変わってしまったものもありますが、昔と変わらないものも残っています。

 「仕事場はすぐそこにあったんだよ。この界隈に住まいも職場もコンパクトにまとまってたのさ」

 こちらは間も無く創業100年になるというパン屋Vesianoです。

 1924年に祖父母が始めたお店を継承して今は三代目が切り盛りしています。

 お客様が大量に仕入れていったのはピッサラディエール(Pissalatière)。創業当時からのお店のスペシャリテです。

 「普通のパン生地にオリーブ油と玉ねぎ、ピッサラソースをのせて焼いたものです」

 ピッサラ(Pissalat)とは塩漬けの魚を使ったニース生まれのソースのこと。

 公園ではおじさま方がペタンクを楽しんでいました。

 海岸沿いの風景は100年前とほぼ同じ。ここにはヴォーバンの手による要塞が残っています。

 またかつてのアンティーブは漁師の町でもありました。港には先の尖ったちょっと変わったボートが並んでいます。

 「このボートは地中海地域以外では見かけないタイプのボートです。船大工が作ったものですよ」と男性。

 「お天気の悪い日でも海やボートを確認するためにここにきますよ」と別の男性。

 南仏独特の風ミストラルに吹かれる松の木。地中海は早春を迎えていました。


******* フランス人のつぶやき *******

今日、新しい会社の出勤初日。口臭がするといけないので角のパン屋でガムを買って口に放り込んだ。子供のようのガムだったらしく、色素で舌が真っ青に[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より



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