30ユーロで晩ご飯21 [お料理実践編]
仏大統領夫妻は今、アメリカにいるらしい。
FOXニュースのインタビューにマクロン大統領が流暢な英語で答えていました。
4月23日にはマウントバーノンでトランプ夫妻と夕食を共にするらしい。ゴルフはやらんのでしょうな
さて、月曜日は恒例の節約晩ご飯シリーズです。
30ユーロ(約4,000円)でフルメニューの晩ご飯(前菜+メイン+デザート)を4人分作ります。
今回チャレンジしてくれるのは美食の街リヨン住む料理好きのマリーさん。
どんな料理が出来上がるのでしょうか?
下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2018年4月14日に生放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
「マリーさん、30ユーロを渡しますから100%リヨン料理をお願いします」と取材班。
「オーケー、やってみましょう」とマリーさん。
二人がやってきたのはリヨン中央市場。
最初に訪ねたのは加工肉のお店SIBILIA。評判のお店らしい。
前菜用に豚の鼻を使ったハムのようなものミュゾ・ドゥ・ポール(museau de porc)を購入。これが4.87ユーロで残りが25.13ユーロ。
さらにセルヴラ(cervelas)というリヨンのソーセージも購入。0.79ユーロで残りは24.34ユーロ。
セルヴラは豚ひき肉とトリュフかピスタチオを詰めたソーセージ。
そして同じお店でメイン料理用に牛の第一胃袋(ミノ)を購入。たくさん買ってましたね。これが7.68ユーロで残りは16.66ユーロ。
次はデザートです。どうやらリヨン名物プラリネのタルトを作るようです。プラリネを300グラム購入。3.86ユーロで残りは12.80ユーロ。
次は八百屋さんに向かいました。ここは市場とは言っても何かちょっとお洒落で高級感が漂いますねえ。
ま、とにかく八百屋さんでジャガイモ(2.23ユーロ)、パセリ(1.99ユーロ)、チャービル(0.99ユーロ)を買って残りは7.59ユーロ。
そして最後は瓶詰めのレンズ豆が4.99ユーロで2.60ユーロ残りました。
買い物はこれで終了。では調理の開始です。
まずは前菜を二種類。
ひとつはミュゾのサラダ。ミュゾをさいの目に切ってパセリを加えフレンチドレッシングで和えます。
もうひとつはセルヴラとレンズ豆のサラダ。セルヴラは茹でてスライスするようです。
そしてメイン料理の牛の胃袋。縦に4分割して、衣をつけフライにします。
ソースは、お店のおじさんが教えてくれたようにチャービルで香りづけしたマヨネーズソース。付け合わせはジャガイモ。
最後はデザートのプラリネのタルト。温めた生クリームにプラリネを加え透明になったら生地の上に盛り付けて出来上がり。
さあ、いただきましょう!
牛の胃袋のフライのお味は???
美味しいらしい。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、私はリヨンでも人通りの多い繁華街のお店で働いている。今朝、開店してからたったの4人にしか会っていない。上司、親友、恋人、それから窓に映る自分・・・」
VDM(Vie de Merde)より
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