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遊園地コレクション [パリ]

 ウィリアム王子とキャサリン妃の第三子は男の子でした。あっという間に生まれましたよね。

 どんなお名前になるんでしょう?ブックメーカーによると一番人気はジャックだそうです。

 テニスの錦織圭選手も戻ってきましたし、大谷選手もヒットを打ちましたし、明るい話題で嬉しいですね。

 さて、フランスで指折りの移動遊園地の経営者マルセル・カンピオンさんが、自身のコレクションを競売にかけることになりました。

 コレクションとは、もちろん移動遊園地関連のものばかり。その数400点ほど。

Paris_Paris.jpg



下記のウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局Francetvinfoで2018年4月23日に配信)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 ここはその展示会場。大型のものが並んでいます。

 フランス人の大人にとっては小さい頃、遊んだことのあるものばかり。

 「収集を始めたのは22〜23歳頃のことでした。それからかれこれ50年ほどになります。公共の博物館で展示するのが夢でした。文化大臣ともお会いしてそうしましょう、という話にはなったのですが実行に移すところまではいきませんでした。まあ、そこまで面白いと思ってくださる方がそれほど多くないということなのかもしれません」とマルセルさん。

 そんなわけで、今回は興味のある方に譲って有益に使ってもらおうと言うことのようです。

 コレクションはパリ近郊にある倉庫に保管してあります。

 「ヨーロッパでこれだけの規模のコレクションを保有している人はわずかです。このコレクションは、1900〜1980年の移動遊園地の変遷を物語っています」と専門家。

 コレクションの中でも注目されているのが回転木馬とルレット。

 「これが1925年製のルレットです」

 ルレットとはトレーラーのようなものを言うようです。中に入ってみましょう。

 「凝った装飾が施されています。こちらはストーブ兼調理器です」

 娯楽の場を提供する移動遊園地の文化があちこちにちりばめられています。

 回転木馬の馬一頭についても腕をふるった職人たちの息吹が伝わってきます。

 これだけのコレクションを続けてきたマルセルさん。どこかで聞いた名前と思ったら、パリのコンコルド広場に設置してある大観覧車のオーナーでした。

 「パリ市が設置を許可してくれないのであれば、赤の広場に設置しますよ」とマルセルさん。

 あれえ、あの大観覧車、ロシアに行っちゃうのかしら???ちょっと残念な気がする・・・。

 長年大衆に娯楽を提供し続けてきたマルセルさん、ギター演奏もプロ並みの腕をお持ちのようです。


******* フランス人のつぶやき *******

今日、4歳になる娘を回転木馬に連れて行った。娘の隣で回転木馬に乗った30代のわが妻が、木馬の上で飛び跳ねていた

VDM(Vie de Merde)より



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