5月1日の花 [トピックニュース]
わが家の最寄り駅はきれいな紫陽花が咲くことで知られています。
先日、電車が来るのを待っていたら、冬の間は枝だけになっていた線路の土手の紫陽花が、立派な緑の葉をつけているのに気がつきました。
毎日、通勤で使っている駅なのに、今頃気がつくなんて情けない!目の前に緑があふれていて呆然。
とにもかくにも、後一ヶ月もしたらきれいな花を咲かせてくれることになりそうです。
さて、この時期になるとフランスではこの花の話題が必ず登場します。
下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2018年4月23日に放送)
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フランスで5月1日に欠かせない花がこれ、スズランです。
その日は幸運を願ってこの花をプレゼントするというのが習慣になっているからです。
1日まで後一週間を切りましたが、こんな風にしっかり花を咲かせてくれています。
今年は早すぎず遅すぎず、ちょうどいいくらいに開花が始まりました。
生産者のフィリップさん、一ヶ月ほど前までは成長が遅く、どうなることかと心配していましたが・・・。
「本格的な春になったらあっという間に成長してつぼみをつけてくれました」
見せてくれたのは一ヶ月ほど前のスズラン畑の様子です。
「この時はまだ2〜3センチくらいの丈しかなかったんですよ」
確かに、今と比べるとちょっと寂しい畑でした。
そう言えばここ数日のフランスは夏日が続いてましたっけ。
あの小さなスズランもそれを感じ取っていたのですね。こんなに元気な姿になっています。
しかし、これからが大切です。5月1日に合わせてベストな状態で出荷しなくてはなりません。
「スズランの状況に合わせて、このカバーを黒い方にしたり白い方にしたりして調整しなくてはなりません。まだまだ気が抜けませんよ」とフィリップさん。
そして30人ほどの人々が花の収穫を手伝っています。
「朝はそれほどでもないんですが、午後になると日差しがちょっと厳しいですね」と男性。
こうして収穫された花は作業場に運び込まれます。ここでは、スズランを保存するための作業が行われています。
花と香りを長く保つためには室温0℃の保管庫に入れておかなくてはなりません。
メーデーには、こんなブーケがあちこちで売られることになります。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、海で知り合った彼女を家族に紹介した。すると父が言った。『お前、ついてるね。世界で最も美しいマグロにあったんだから』」
VDM(Vie de Merde)より
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