ワインの生産量減 [フランスのワイン]
マクロン大統領、アメリカ議会で演説しました。その様子に興味のある方は→こちら。
マクロンさんもあのトランプさんとうまくやってるらしい。
それはさておき、ワインの生産が世界的に少なくなっているそうです。
下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2018年4月25日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
そもそもの要因は何にあるのか?と言えば、ヨーロッパの生産量が減ったのが影響しています。
欧州の三大ワイン生産国と言えば、イタリア、フランス、スペイン。
そのそれぞれの国で、−17%、−19%、−20%と生産量が減っているそうです。
原因は気候。
例えばフランスでは春先に霜が降りたり、雹が降ったりしたためにブドウの木に被害が出ました。同じようなことが他の欧州の国でも起きました。
さらに、ブドウ園の減少も影響しています。
フランスの場合、この10年間で6%減。ブドウは気候や環境の影響を受けやすく、病気にもかかりやすいため、栽培は簡単な仕事ではありません。
また、最近では量を減らして良質のものを生産するという傾向もあります。
そう言えば、ワインの消費量も減っているという話をよく耳にするのですが、それも生産量が減ったことに影響しているのでは?
確かに以前はそいう話もありました。しかし、経済の復調の兆しが見え始めたこの3年くらいはワインの消費量は増加傾向にあります。
欧州で最も消費量の多い国がポルトガルで、大人一人あたり年平均51.4リットル。次はフランスで51.2リットル。
ポルトガルが一番とはちょっと意外。とは言っても、他の国とそれほど量に大きな違いがあるとも思えません。フランスとの違いもわずかに0.2リットルですもんね。
ま、とにかくフランスは自分たちが飲む分については国内生産で確保できているから大丈夫!
いやいや、そうとも言い切れません。
フランスは年間で15億4000万リットルを輸出していますが、輸入量も7億6000万リットルとかなり高い数字。輸出の約半分に達しています。
これまではひたすら輸出するだけだったのが、最近では輸入国にもなってしまったようです。
解説者の話によると、中国人が輸入しているとか言ってます。フランス在住の中国人が外国のワインを輸入しているということ???
それだけでこんなに輸入が増えますかね?ちょっと疑問。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、大事な仕事を徹夜で片付けるために、コーヒーを数リットルも飲んだ挙句に気がついた。コーヒーがカフェイン抜きだったことに・・・」
VDM(Vie de Merde)より
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