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立体横断歩道 [トピックニュース]

 今週の水曜日、土砂降りの中を長靴を履いて15分ほどの道のりを急ぎ足で往復したところ、翌日には太ももに筋肉痛が・・・。

 長靴を履くとどうもいつもと感じが違って変な歩き方になり、普段は使わない筋肉を使うようです。

 この筋肉痛、かなり堪えます。今日辺り治ってほしいものです。

 さて、フランス・ブルゴーニュ地方の小さな村ジュジー(Jugy)では、こんな横断歩道を作ってしまいました。

Paris_Jugy.jpg


下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局Frace 3で2018年4月27日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 こちらの男性、何やらスプレーで道路に落書き???

 いやいや、これは落書きなどではなく、ご覧の通り横断歩道の白線を描いていたのです。

 とは言っても何だか立体に見えます。しかも浮き上がって見える。まるで飛び石を置いたよう。

 先ほどの男性が白いペンキだけでなく、黒っぽいペンキを使っていたのはこのためでした。

 ジュジー村では車にスピードを落としてもらうため、試験的に、ここだけこんな横断歩道にしたのだそうです。

 「立体的に見えるのは一つの視点から複数の異なるラインを見るからなんです。それに色もそれぞれ異なります。そうなると錯覚が起きるわけです」と専門家。

 では、この横断歩道、車からはどんな風に見えるんでしょう?

 ちょうど10メートルほどまで近づくと立体になって浮き上がってくるそうです。

 となるとどこに設置しても効果的というわけではなさそうです。

 「時速30キロの制限のあるゾーンに設置するのがいいでしょう。それ以上のスピードになる交通安全の観点からすると適しません」

 この立体横断歩道、すでにインドやアイスランドに設置されているそうですが、今回は国の推進するテストの一環で行われています。

 「私は都市の道路に興味があり、このテストを実施することで歩行者やドライバーの注意を喚起し、都市の道路を地方の道路に導入できるのではと思ったからです」と村長さん。

 それでは実際にどこまで有効かドライバーの方に聞いてみましょう。

 「どうですか、あれが立体に見えますか?」とリポーター。

 「ええ、立体に見えますよ。ゆっくり目に運転するとわかります」と男性ドライバー。

 「あれが浮き上がって障害物のように見えますか?」とリポーター。

 「う〜ん、私はここはあまり通らないんで、気がつかなかったですね」と女性ドライバー。

 しかし、歩行者の方にはすぐに気がついてもらえます。

 物珍しさで渡っていく人たちがいるみたいです。



******* フランス人のつぶやき *******

今日、横断歩道に車を止めたからと罰金を払わされた。なんでそうなったかというえば、僕が車を止めた時、地面は雪に覆われていた。それがそのうち解けて・・・こうなった[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より



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