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便利グッズ [パリ]

 先日、ソネットのポイントを使って買い込んだ推理小説(刑事+探偵物)を電子書籍で読んでいたら、登場人物がやたらと公衆電話をかけまくったりタバコを吸ったりするシーンが出てくる。

 あれえ、一体いつ頃書かれた作品なんだろうと調べてみたら、なんと30年ほど前でした。

 ストーリーはよくできていて面白いから少々時代遅れなのは仕方がない。

 ただただ、この30年で世の中こんなにも変わってしまったのかと思うばかりです。

 くわえ煙草の刑事がホシを上げるなんてのは昔のイメージ。最近、テレビでそんな刑事はお見かけしません。

 それに連絡を取りたい時は携帯かスマホ。小銭不足で電話できず犯人を取り逃がすというような設定はありえないですもんね。

 とにかく、時代とともに人の考え方も変われば科学技術も発展するというわけです。

 さて、現在開催中のパリ見本市では小さな発明品が入場者を楽しませています。今日は、その一部を紹介しましょう。

Paris_Paris.jpg



下記のウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局Tf1で2018年5月1日に配信)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 少々ご高齢のおじさまが実演してくれているのがこの商品。球拾い器です。

 軽く上から押すと玉を一つずつ拾い上げてくれます。

 「年をとると腰を曲げて球拾いをするのはしんどいでしょう?だからこんなのを作ってみたんですよ」

 確かに、これなら楽ですね。しかもペタンクのボールなどは重そうですが、これなら車輪が付いているからこのまま引っ張って持って帰れます。

 しかし、お値段が250ユーロ。ちょっと高いような・・・。

 一方、こちらは伸縮性の靴ひもを実演中。どうやら紐を結ぶ代わりに穴に通すだけでしっかり締めてくれるようです。

 「靴を履くときにかがんで紐を結んでたけど、これならチャッチャと履けるわね」とマダム。

 お値段は5ユーロ。問題は耐久性。どれくらいもつのかしら?

 そしてこちらはシャワーヘッド。3種類の鉱物が入っていて水道水のカルキ等々を取り除いてくれるらしい。

 「髪に優しい、肌に優しい水に変えてくれます。そしてシャンプーの節約にもなりますよ」

 なんだかかつての秋葉原駅前を彷彿とさせる商品の実演ですね。

 早速このカップルがお買い求めになったようです。お値段は35ユーロ。

 そして最後がこの保温タンブラー。蓋がありませんが心配ご無用。くるっと回せば閉まります。

 これ、仕事場に一つ欲しいような・・・。



******* フランス人のつぶやき *******

今日、レストランのトイレにある洗面台に携帯を落としてしまいアウト。自動感知器で水が出る洗面台が発明されてなかったらどんなに良かったかとつくづく思う

VDM(Vie de Merde)より



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