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週末はモナコで [パリから週末旅]

 9連休も今日でおしまい。あまりに長く休んでいると曜日の感覚がおかしくなってきます。

 さて本日は日曜日。日曜日は恒例の週末旅。

 今回はモナコを旅します。パリからは空路で1時間半。

 小さな国とはいえ、見所がいろいろありそうな・・・では出発!

Paris_Monaco.jpg


下記のウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局Tf1で2018年5月1日に配信)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 地中海の青、オレンジ色の屋根、ひしめく高層ビル。

 国土2000㎡の小さな国モナコに暮らすのは37,000人ほど。そのうちモナコ国籍は8,400人ほど。その他は当然ながら外国籍。

 目につくのは高級車に豪華なクルーザーやヨット。タックス・ヘイヴンでお金持ちが集まってるのかしら???

 それはさて置き、まずは一番の観光名所へと向かいましょう。

 ここは宮殿前の広場(緑印)。正午には宮殿を守る衛兵の交代式が行われます。この様子を一目見ようと観光客が集まってきました。隊長の訓示が終わるといよいよ交代式の開始です。

 モナコの歴史は13世紀から始まります。宮殿の中を見学しながらその歴史をたどってみましょう。

 入り口を入ると、謁見や様々なセレモニーが行われるルネッサンス様式の前庭が迎えてくれます。2011年には、アルベール2世とシャーリーン・リネット・ウィットストックさんの結婚の祝賀式がここで行われました。

 宮殿内の一部は一般公開されており8ユーロで見学することができます。

 さて、そろそろお昼の時間になりました。近くのコンファミヌ市場へ向かいます(赤印)。

 ここのお店A ROCAでいただいたのがモナコの郷土料理バールバジュアン(Barbajuan)。

 「ほうれん草とリコッタチーズをベースに、少し加工肉を加えた料理です」と料理人。

 西洋風揚げ餃子といった感じですね。美味しそう。

 この市場なら普通のホテルやレストランでは出てこないようなものが食べられるとか。旅人さんが食べている盛り合わせは12.50ユーロ。

 次はモナコのお宝を見に行きましょう。ここは海洋博物館(青印)。すごいところに建ってますね!1910年に開館。

 海洋学者であり優秀な船乗りとして知られるアルベール1世が建てた博物館です。約100個の水槽には300種類もの魚が展示されています。

 旅人さんがやってきたのは水槽の上。ここでは水槽の生き物たちの健康状態に異常がないか定期的にチェックしています。

 またここには標本も展示されています。目を引くのは天井のクジラの骨。長さは18メートルもあるそうです。

 さて、そろそろ今晩の宿へと向かいましょう。予算を考えるとモナコ国内では難しいので、電車で3分、徒歩なら25分のフランスにあるユースホステルClaj Relais Cap d’Ail “Thalassa”に泊まることに(黄緑印)。

 ユースホステルにしては豪華な造り。イタリア風に言うとヴィラのよう。しかし、お部屋に入ってみると、やっぱりユースホステル。一人一泊20ユーロで、オシャンビューと朝食付き。これはお得。

 ひと休みしたらスーツを着込んでまたモナコに戻りましょう。

 ここは世界で最も古いカジノの一つ Casino de Monte-Carlo(こげ茶印)。中に入るとその美しさに目を奪われます。

 さすがにお金持ちの特権階級だけに許されたお遊びと思いきや、そうでもなさそうです。17ユーロ出せばこのルーレットを楽しむことができます。それに5ユーロで遊べるスロットマシンもあります。

 もう一つ、モナコの名物と言えばF1レースですが、ここには車の博物館があります(紫印)。大公家で収集されてきたクラシックカー100点ほどが展示されています。すべて動きます。

 こちらは1928年製ブガッティ。260台しか製造されていないうちの一つ。そしてこれはルノーのフロリッド。ブリジット・バルドーにプレゼントされたモデルと同じだそうです。

 最後はちょっと変わった場所へ行ってみましょう。なんとこのお店Les Perles de Monte-Carloでは地中海で育った牡蠣が食べられるそうです(オレンジ印)。

 ブルターニュで育った牡蠣を地中海の水深12メートルのところに1ヶ月ほど沈めておくと地中海ならではの牡蠣を味わえるようになるそうです。どうも味の決め手になるのが地中海のプランクトンにあるようです。

 24ユーロでこの豪華な海の幸の盛り合わせを堪能することができます。

 さて今回の旅の費用は、博物館の入場料が57ユーロ、カジノの入場料が34ユーロ、ランチとディナー代が123ユーロ、宿泊代が40ユーロで、締めて254ユーロ(約33,000円)でした。


******* フランス人のつぶやき *******

今日、マルタ島にあるカジノから受け取った20ユーロの小切手を入金するために銀行に行くと、窓口の係員が言った。『27ユーロの手数料がかかりますけど・・・』

VDM(Vie de Merde)より



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