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30ユーロで晩ご飯23 [お料理実践編]

 月曜日は恒例の節約晩ご飯シリーズ。

 23回目の今日は、オーガニックの食材でフルメニュー(前菜+メイン+デザート)の晩ご飯4人分を作ってもらいます。

 予算はいつものように30ユーロ(約4,000円)。

 本日挑戦してくれるのは、ジャーナリスト兼エコの提唱者であるルーシーさん。

 さあ、どんな料理になるんでしょうか?

Paris_StAubin.jpg


下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2018年5月5日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 ここはブルゴーニュ地方の小さな村サン=トーバン(Saint-Aubin)の青空市場。生産者がお店を並べています。その多くがオーガニックの商品です。

 では、ルーシーさんに30ユーロを渡して材料を揃えてもらいましょう。

 まずはきのこ屋さんでメイン料理に使う椎茸を購入。フランス語でもシ・イ・タ・ケと言ってましたね。さすがエコの提唱者だけあって袋は持参です。250gで7.50ユーロ、残りは22.50ユーロ。

 因みに椎茸はプロテインが豊富だそうです。

 次はチーズ屋さんで羊のフレッシュチーズを購入。これは前菜用。お値段は4.30ユーロで残りは18.20ユーロ。

 そして八百屋さんでは、コールラビ、白菜、エンドウマメ、フェンネルを購入。野菜類が合計で14.20ユーロ、残りは4ユーロ。

 最後にデザート用のタルト生地とペカンナッツ100g、さらにグレープフルーツを購入。これが合計で7.04ユーロ、残りは・・・あれれ3.04ユーロのオーバーとなりました。シリーズ初のオーバー。

 「やっぱりオーガニックだと高くつきますね」とリポーター。

 「必ずしもそうとは言きれませんよ。やり方しだいです。私がちょっと贅沢しちゃったのかもしれません」とルーシーさん。

 それでは調理開始!

 まずは前菜。

 根菜類を出来るだけ薄く刻んでサラダボールに入れます。グレープフルーツは皮をむいて身を食べやすい大きさに刻んで、先ほどの野菜の上にのせ、香辛料、オリーブ油、ヴィネガーで味をつけます。最後に、羊のチーズをさいの目切りにしてトッピングしたら出来上がり。

 次はメイン料理。

 白菜と椎茸をざく切りにして中華鍋で炒めます。風味付けににんにくとエスプレットの唐辛子、生姜を使います。味付けは醤油とごま油。次にエンドウマメを取り出し茹でます。ライスヌードルの上にこれらを乗せたらメイン料理の出来上がり。

 最後はデザート。

 バターナッツ・スクワッシュ(かぼちゃの一種)を茹でて潰したらミキサーにかけてクリーム状にします。ここにアーモンドの粉と4種類の香辛料を加えて空焼きした生地の上に広げます。その上にペカンナッツを綺麗に並べてシナモン入り砂糖をかけ、180℃のオーブンで25分間焼いたら出来上がりです。

 今回はちょっと予算オーバーでしたが、今までとは違う個性的な晩ご飯になりました。


******* フランス人のつぶやき *******

今日、私はベジタリアンだ。姉と大げんかになって、ハムでひっぱたかれた [ふらふら]


VDM(Vie de Merde)より


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