30ユーロで晩ご飯24 [お料理実践編]
月曜日は恒例の節約晩ご飯チャレンジシリーズ。
今回はベルギーのブリュッセルにあるレストランのシェフがチャレンジしてくれます。
30ユーロでフルメニュー(前菜+メイン+デザート)の晩ご飯を作ってもらいます。

下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2017年5月12日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
ここはブリュッセルの観光の名所グランプラス。
ここで待ち合わせしたのがパトリックさん。ブリュッセルでは名の知れた料理人です。このすぐ近くでお店Chez Patrickを営業しています。
早速、30ユーロを渡して材料を揃えてもらいましょう。
二人はグランスプラスから路地を入ったところにある市場へ向かいました。
目的はベルギー産ホワイトアスパラガス。6月には収穫が終わってしまうので今が旬。前菜用に8本購入して4ユーロ、残りは26ユーロ。
さらに付け合わせの玉子とパセリで3.52ユーロの支出。残りは22.48ユーロ。
メインのムール貝料理用にセロリと玉ねぎ、付け合わせのフライドポテト用にジャガイモを購入。これが2.35ユーロで残りは20.13ユーロ。
次はムール貝を手に入れるべく魚屋さんへ。
立派なムール貝。オランダ産だそうです。問題はそのお値段。3キロ欲しいのですが、そうなると23ユーロで予算オーバー。仕方がないので2キロに減らしますが、それでも14ユーロと少々厳しい。
この魚屋さん太っ腹。11.50ユーロに負けてくれました。おかげでお財布にはまだ8.63ユーロが残りました。
これでデザートの材料を調達できます。どこへ向かったかというと、ブリュッセル名物のショピングモールへ。
ここはギャルリー・ドゥ・ロワ(Galerie du Roi)。おお、お散歩するだけでも楽しそうなところ。
目的のお店はここDANDOY。アイスクリームを購入。ベルギーのビスケットSpéculoosが入ったアイスクリームです。これが7ユーロ、残りは1.63ユーロ。
これでお買い物は終了。レストランの厨房で調理の開始です。
まずは前菜。
アスパラガスの皮をむいてゆでます。付け合わせは、ゆで卵を潰してにみじん切りのパセリを混ぜ溶かしバターを加えたもの。
次はメイン料理。
ジャガイモを切ってフライドポテトを作ります。油の温度は1回目は150〜160℃、2回目は180℃で二度揚げします。次はムール貝。セロリと玉ねぎを刻んで、オリーブ油を引いたフライパンで炒めます。この時、コショウとカレー粉を加えます。ここにムール貝を投入。このまま蒸し焼きにします。
最後はデザート。
アイスクリームだけではなくクレープを添えるようです。リポーターさんも頑張って、うまくひっくり返せるようになりましたが、やりすぎて元に戻ってしまいました。あったかいクレープの上にアイスクリームをのせると少しとろけてソース状になって美味しそう。
見事予算内で4人分の晩ご飯が出来上がりました。
******* フランス人のつぶやき *******
「皆さんは、うっとおしい冬さえ終わればすべてよし。鳥はさえずり、花は咲く、なんて思ってますよね。チッチッチッ、残念ながらそうではない。冬は終わっても月曜日は依然としてブルーマンデーなのだ」
VDM(Vie de Merde)より
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