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最も美しい市場 [コート・ダジュール地方]

 フランスのテレビ局TF1が主催した “フランスで最も美しい市場”コンクール。

 5月9日に発表があり、地中海沿岸の町サナリー=シュル=メール(Sanary-sur-Mer)がグランプリに輝きました。

 ではその市場をちょっと訪ねてみましょう。

Paris_SanarySM.jpg



下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2018年3月14日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 早朝、お店の準備を始める二人。

 陳列台に商品を並べます。商品は何かと言えば・・・オリーブ。南仏らしい食材ですね。

 この二人、もう20年も前からこの市場にお店を出しています。

 空がほんの少し白んできました。周りのお店も準備に忙しそう。

 こちらは港に並ぶ船。プレジャーボートもあれば漁師さんの船もあります。ということは新鮮な海の幸も期待できそう。

 こちらは魚屋さん。しだいに活気が出てきました。

 さあ、いよいよ朝です。お日様が顔を出しました。それに合わせて人の数も増えました。

 アレクシアさんは町役場の職員で、市場の管理を担当しています。

 「この人たちは毎週水曜日にやってきますがお店の場所は決まっていません」

 サナリーの青空市場には、商品を売ろうと様々な人たちがやってくるようです。場所を割り振るのもアレクシアさんの仕事。

 食料品、洋服、お化粧品等々約300店ほどのお店が45分間で準備を完了しなくてはなりません。

 「南仏らしいでしょう?いろんな人とおしゃべりして、売り買いが活発に行われているところですよ」とアレクシアさん。

 お客さんたちがやってきて、いよいよ始まりました。

 おいしそうなオレンジやレモンが山ほどあります。味見もできそうですね。

 「ここには、魚に肉、なんでもあるから、他へ行く必要はありませんよ」とおじさま。

 海岸に沿って設置された市場は見るだけでも楽しそう。

 「丘の上の家から降りてきてここで買い物します。今日は天気がいいから気持ちがいいわ」と女性。

 海のすぐ近くにも海の幸のお店があります。朝、水揚げした魚を漁師さんがここで売っています。

 「早朝に漁に出て、釣れた魚と一緒に港に戻り、それをすぐにお店で売っています」と漁師のフィリップさん。

 お刺身で食べたらさぞかし美味しいでしょうねえ〜。海鳥もご相伴にあずかります。

 上空から見た市場。端から端まで歩いたらどれくらいかかるんでしょう?建物とヤシの木と漁師の船が並ぶ港の風景は趣があります。

 一方こちらは市場の名物犬。常連のお店を回ってご挨拶です。

 サナリーの市場は地元の人たちだけでなく、観光客にも人気です。南仏のグルメを求めて世界各地から人がやってきます。

 さっきのオリーブのお店にもお客さんが集まっています。

 そしてこちらは40年近く親子でお店を構えている魚屋さんです。元気ですねえ〜。

 一番人気の市場は南仏らしい光に溢れていました。


******* フランス人のつぶやき *******

今日、うちの亭主を市場まで買い物に行かせたら、お伺いの電話が12回、メールに至っては50通も送られてきた[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より



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