続・嵐と雹 [トピックニュース]
制服か?否か?の投票は、72%の得票で圧倒的に賛成派の勝利となったそうです。
とは言ってもすぐに導入というわけではなく、今度はそれぞれの学校がどうするか決める番です。
制服は強制ではないらしいですが、国民教育大臣も制服化には好意的だとか。となると小学校の制服化が広まる可能性が高くなってきました。
ちなみに児童の方はどうかと言えば、大多数が自分の好きな服を着たい!と言ってるそうです。かわいそうに・・・。
さて、先日は、ブドウ園のブドウを雹から守るために、塩化カルシウムの入った筒を風船に付けて雲の中に飛ばし、雹の生成を止める方法があるのを紹介しました。
この雹が地上に落ちてこないようにするには、他にも色々やり方があるようです。
その中の一つを紹介します。しかし、この方法には大きな欠点が・・・。
下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局France 2で2018年6月4日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
緑に囲まれたフランス南西部の小さな村。
ここには11基の “大砲” が設置され、600haに渡る果樹園やブドウ畑を雹から守っています。
嵐が近づいたことが分かると、この大砲から強力な波動が発射され、上空の雹の粒を破壊してしまうそうです。
農園の方々にとってはありがたい大砲ですが、7秒おき発射される波動は130デシベルというとんでもない騒音をとどろかせます。
130デシベルは飛行機が飛び立つ時の音と同じだそうです。
「去年は4,700回も発射されました」と男性。
ということは、平均すると1日に13回、この音が轟くわけです。これはちょっときつそうな・・・。
そのため、このように防音壁で覆うなどの対策がとられました。
「問題は音なんです。防音のためには努力を惜しまないつもりです。ですから、この大砲が他の人たちを困らせるために設置されているのではないこと、そして、ブドウや果樹を守るため、美味しい果物を収穫するために設置されていることを分かっていただきたいんです」と農家の方。
とは言うものの、すでにことは裁判にまで発展してしまいそうです。来週水曜日に訴えが提出されることになっているとか。
映像には大砲の音が出てこなかったのでよくわかりませんが、防音壁で防ぎきれるものかどうか・・・。
この間紹介した風船の方がまだいいような気がしますが、大規模な農場となるとダメなんでしょうかね?
<お知らせ>
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、お隣さんが大声で口論するのが聞こえてきた。音楽のボリュームを上げて聞こえないようにしたら、そのお隣さんに音がうるさいと苦情を言われた」
VDM(Vie de Merde)より
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