30ユーロで晩ご飯29 [お料理実践編]
月曜日は恒例の節約晩ご飯チャレンジシリーズ。30ユーロポッキリで4人分の晩ご飯をフルメニュー(前菜+メイン+デザート)で作ります。
今回チャレンジしてくれるのはお料理ブロガーであり出張シェフでもあるジュリーさん。食材は無駄にせず全部使い切るというのがモットーです。
季節をかなり遡りますが(冬!)、どんな料理が出来上がるのでしょう?
下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2018年1月13日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
リポーターさんと一緒に登場したのがジュリーさん。まだ26歳という若さ。
早速30ユーロを渡して材料を揃えてもらいましょう。
やってきたのは40店舗が集まっている市場。
まずはお肉屋さんへ。予算のこともあるのでお店の人に相談した結果、豚のフィレ肉を買うことにしました。
「エシャロット、バター、少しの白ワインで焼くと美味しいですよ」とお肉屋さん。
600gで12.14ユーロ。残りは17.86ユーロ。
次は八百屋さんにやってきました。つやつやしたジャガイモが美味しそう。このジャガイモと、リンゴ、ニンジンも購入。ニンジンはデザートに使うそうです。さらに玉ねぎ、エシャロットも追加。これで合計7.88ユーロ。残りは9.98ユーロ。
次は乳製品のお店で生クリームを買います。これが2.10ユーロで残りは7.88ユーロ。
そして最後は香辛料のお店でバニラパウダーを調達。マダガスカル産です。たった8gで5.52ユーロ!高いですね。
しかし2.36ユーロが手元に残り、予算内で収まりました。では調理開始!
まずはメインの “豚フィレ肉のローストとジャガイモ”。
エシャロット1個、タマネギ半個をみじん切りにします。次に豚フィレ肉を天板にのせ、その上に刻んだエシャロットとタマネギを散らしたら、塩コショウで味付けし、最後にバジル入りのオリーブ油を垂らします。
ジャガイモは皮付きのまま半分に切り、豚フィレと一緒に天板にのせ、塩コショウしたら同じようにバジル入りのオリーブ油を垂らして、180℃のオーブンに1時間入れます。
その間に前菜を作ります。前菜は “ニンジンの葉のヴルテ” 。
使うのはニンジン2本とその葉っぱ、ジャガイモ1個、タマネギ1個、生クリーム大さじ2杯。
ニンジンの葉は細かく刻み、皮をむいたニンジンは千切りにおろします。ジャガイモは皮のままさいの目切りにします。これらを沸騰させたお湯に入れ茹でます。
その間にタマネギをみじん切りにしてフライパンで炒めます。そこに、先ほどの野菜の煮汁4分の1と野菜を加えミキサーにかけます。途中で塩コショウ、生クリームを加え、さらにミキサーにかけたら出来上がり。
最後はデザートの “りんごとニンジンとバニラのコンポート” 。
りんごの皮を向き一口大に切ります。皮は捨てないでとっておくこと。あとでチップスにしていただきます。りんごとおろしたニンジンを鍋に入れ、バニラと水を加えてトロ火で煮込んだら出来上がり。
生ゴミゼロのエコな晩ご飯に仕上がりました。
<お知らせ>
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、母が私のイヤフォンをゴミ箱に捨ててしまった。『だって、コードが切れてたわよ』と母。ママ、あれはコードレスイヤフォンなのよ」
VDM(Vie de Merde)より
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